本日は、決済アプリで返金すると言いつつ送金させようとする新手の詐欺や、電話番号でメッセージをやり取りできるSMS、デジタル庁に関する話を取り上げます。
おじさんから一言:返金すると言うから手続きを進めていたら、気付いたらこちらが支払っていた!?というのは既出の手口だと思いますが、決済アプリを使っての手法は新しいということですかね。処理に失敗したからと繰り返し決済を促すところはサポート詐欺の手口でも見覚えがあります。どうぞご注意ください。
おじさんから一言:RCSを実装しているアプリってあるのかな?と調べてみると、実はすでに使ってますね。+メッセージやRakuten Linkでメッセージを送っていれば、それはSMSではなくRCSらしい…。知らずに使っていたよ。端末標準のメッセージアプリよりも、こういったアプリを使った方が良い理由はコストだけではなかったようです。
RCSとは?SMSとの違いや利用できる国内のサービスも解説【Accrete】
https://www.accrete-inc.com/column/20220527.html
おじさんから一言:あれぇ、おかしいな…。デジタル庁がDXの立場の組織だと思ってたけど、情シス側だったかぁ😩
国民のリテラシーについても言及いただいていますが、これも重要なことだと思います。デジタル庁だけに責任をなすりつけて終わりにするのではなく、ひとりひとりが何か改善できることはないかと問題意識を持っていかないと、日本のITはいつになっても残念なままです。皆様におかれましては、一緒になって社会基盤を作っていくのだという気概を持って、日常風景にリンクさせる思考を養っていただけますと幸いです。…抽象的で何をすれば良いのか分からない?
職場が風通しの良い雰囲気になるよう日頃からコミュニケーション不足にならないようにすること。日々の業務で改善できる所があれば積極的に改善提案をすること。提案された側は無下にせず、気軽に試してみるよう促すこと。自分さえ良ければいいという思考を捨て、全体としてどういう在り方が望ましいのか考える習慣をつけること。目先のことに目を奪われて戦術的な対応をするのではなく、長い目で見て良い方向になるように戦略的な視野を持って対応をすること。
これらはITに限った話ではないはずです。どんな仕事でも言えることだと思います。実現できれば、巡り巡って様々なことが良い方向に運んでいくはず。身近なところから、できるところから、一つずつやってみてください。