歴史・政治」カテゴリーアーカイブ

学校が教えようとしない、本当に知るべき歴史を最近勉強しています。
 なぜ学校での歴史教育は明治の途中で終わるのか。
  選挙権を持ったはいいが、なぜこれほどまでに自分が政治に対して無学なのかと痛感せねばならないのか。

これは…、きっと何か裏があるよね。
良い情報があれば紹介していきます。

宮嶋茂樹作品展 「東京都硫黄島・北海道国後島」に行ってきました!

先日11/3にお邪魔してきました。モノクロでも写真📷は情報量多い!
購入させていただいた図録をめくりながら振り返っていますが、何と申して良いやら、なかなか言葉にするのに時間がかかっております。

宮嶋茂樹作品展 「東京都硫黄島・北海道国後島」
https://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/2023/09/11/34018/
 開催期間:2023年10月31日(火)〜2023年11月26日(日) 10:00~17:00
      ※休館日:毎週月曜日(祝・祭日の場合は開館)
 開催場所:JCIIフォトサロン(東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル 1F)
 入館料 :無料


【硫黄島】
前半は島の地形や日本軍の残した足跡、当時駐留していた自衛隊の方々の様子。
先日も硫黄島の側で噴火が起きて島ができたというニュースが流れていましたが、硫黄島自体も信じられない速度で島が隆起しているのだとか。まだまだ多くの遺骨が残されていると言われる壕も地形の変化が激しく、自衛隊の方でも壕に進んで入ろうとする人は少ないというお話や、80年前に沈んだ船が隆起の結果水面に姿を表している様子は、この島の特徴をよく表しているなと思いました。
個人的には山口一等海佐が家庭菜園のサツマイモを抱えている写真が好きでした。宮嶋さんの説明文の書き出しも、掴みはOKでクスッと笑ってしまいました☺ 撮影の翌年に鬼籍に入られたとのことで、ご冥福をお祈り致します。

後半は日米合同慰霊祭の様子。
写真を見ているだけでは「そういうものなのかー」と流してしまいそうになりますが、宮嶋さんの説明文を読んでいると、だんだん米国側の振る舞いに憤り☹を感じ始めます。
栗林忠道中将夫人とアメリカ側主賓であるアメリカ大使を収めた一枚には色々と考えさせられました。宮嶋さんはこちらの写真を思い起こしたとのこと。なるほど…、たしかに。


【国後島】
10~15年前の写真とはいえ、いつの時代だよ⁉と突っ込みたくなるような風景。
日本人が住んで生活していれば、もっと道路は整備され、沈没した船がそのまま放置されることもないのではないかと思いますが、不法占拠した結果がこれかい…と暗澹たる気持ちになりました。
一方で、この地域に対するロシア中央の政治家や官僚の関心は低く、モスクワからの援助も滞りがちで地元の人達は不満を抱えており、その穴埋めに日本政府からの援助を当てにしている印象とのこと。なんでやねん☹という思いを持ちつつも、それって脆弱性なんじゃない?とも気付かされ。
アメを与えて島民を日本の熱狂的なファンに仕立て上げて足場を固め、北方領土の交渉材料にするのは必要なことなのかも知れない。こういうところは大陸のやり口を学んで籠絡していきたいところです。
近布内海岸にリゾートホテルが立ち並ぶ日を夢見て、我々としてもできることをやっていきたいですね。何ができるのかは、これから研究していかないとですが…。

【まとめ】
先日デイリーWiLLのニコニコ生放送に宮嶋さんが出演された際に今回の作品展を知り、お伺いするに至りました。カメラマンの方の作品展は初めてだったのですが、こういう世界もあるのかと大変勉強になりました。また機会があれば、別の作品展にも行ってみたいと思います。
今回の作品展はまだあと2週間開催されておりますので、みなさまも是非お越しいただければと存じます。


遠方にお住まいの方には、以下サイトで図録の通信販売もされているようですので購入ご検討いただければと思います。
https://www.jcii-cameramuseum.jp/item/2023/10/31/34146/

↓宮嶋さんのサイトはこちら↓
不肖、宮嶋 宮嶋茂樹 儂・サイト
https://fushou-miyajima.com/

A document in which a great figure from the past stated his policies regarding education

「A document in which a great figure from the past stated his policies regarding education」の呪文によりLeonardo.aiで生成した画像。

Dear fellow citizens, ever since our nation was founded, our ancestors have held up the great ideal of valuing morality. It is thanks to our country’s excellent national character that we have been able to achieve beautiful results to this day through the united efforts of all our people for the sake of our nation and family. I believe that this is also the basis of education.

Dear citizens, please express your gratitude to your parents who gave birth to you and raised you. If you have siblings, encourage each other and say, “Let’s do our best together.” Couples who have been brought together by fate should always cooperate with each other, saying, “Let’s help each other.” With friends you interact with at school, etc., learn to trust each other and say, “We understand each other.” Also, if you say or do something wrong, immediately reflect on yourself by saying, “I’m sorry, I’ll think about it,” and try again humbly. We can’t do anything on our own, so let’s always be considerate and expand our circle of benevolence by saying, “I’ll be kind to everyone.” Everyone studies and trains in order to improve their abilities and character, so let’s refine our knowledge and virtues with the enthusiasm of “studying willingly and making efforts.” Furthermore, once you have developed your own abilities, find a job where you can make use of them, and work for the public = for the world and for people, with the feeling of “I’m happy to help.” Please respect the constitution and laws necessary to maintain order in the country, vow to keep your promises, and follow the rules. If we are faced with an emergency situation that threatens the peace of our nation and the safety of our people, we must resolve to “must courageously do our best” in our respective positions and do our best to protect our beloved homeland and fellow citizens.
The things I just described are essential to know as a good citizen of our country, and if you strive to put them into practice, you will also be inheriting the unique virtues of our country that your ancestors have preserved and handed down since ancient times.

The path that such people should follow is the same as the lessons that our ancestors of the imperial family have preserved and handed down. These “things that are good” for both the imperial family and the people are our country’s tradition, so let’s keep it in mind and always cherish it. This traditional human path is nothing but a universal truth that has not changed since ancient times and is fully applicable even overseas.
Therefore, together with the people of Japan, in order to cherish these teachings and maintain high moral standards throughout my life, I would like to express my gratitude to you by saying, “First, I will try it myself.” I would like to try to put it into practice and set an example.

【新機能リリース】国境付近の天気

当研究所サイトの以下ページで国境付近5地点の天気予報を確認できるページをリリースしました。

国境付近の天気 | LdLuS
https://ldlus.org/weather.php

これまで動画配信活動で扱ってきた「お昼の声出し活動」や「情報研究室の日報」では幾度ごとにお伝えして参りましたが、日本国内の天気予報サービスでは択捉島を始め、日本の領土であるはずの場所で天気予報ができない現実があります。

天気予報のAPIにはそのような国境の事情がなく、淡々と緯度経度に応じて天気予報を確認できてしまうため、そのあたりのメッセージ性が薄れてしまうところは気にしているところでありますが、これはこれで領土を主張するという意味で別の角度からメッセージ性を持たせることができるのかなと考えています。

これを見たところで日々の生活には天気予報を活かせないとは思いますが、上記のページで扱う5地点が日本の領土であることを改めてご認識いただき、日本人ひとりひとりが問題意識を持っていただく上での一助となりましたら幸いです。

来週あたり、お昼の配信が第100回を迎えるようです

意外とここまで続きましたね。下の方の記事に貼ってある配信始めたばかりの頃と比べると、随分安定したもので。3日3月3年とはよく言ったものです。最近では当たり前のようにやっていることも、始めたばかりの頃はこんなに雑だったんですね…。まあ、走りながら考えようとやってきたので、そうなってしまうのは仕方ないのですが。

また、手の動きをキャプチャするLeap Motionのクセに振り回されていますが、もうちょっと所長には使いこなしてもらいたいですね。ろくろを回したりとか、そういう練習も期待して導入したところもありますし。お昼の配信は毎回似たような内容ですから、しゃべる方はそろそろ余裕出てきてると思いますので、ジェスチャーも織り交ぜながらお話できるように頑張っていきましょう。

毎週月~金曜日の12:25から、こんな感じで配信しておりますので、ぜひご覧ください。
ただ、12/13(月)はお休みをいただく予定ですので、あしからず…。

当研究所所長がVTuberを始めたようです

何を思ったかKIHA所長がVTuberを始めました。
どんなコンテンツなのかと興味津々だったのですが、なぜか日本国憲法を朗読しています。ちょいちょい間違えたり同じ条文を読んでしまうのはご愛嬌w。

▼日本国憲法 前文 を朗読してみたんじゃが

【LdLuS研究会の白板メモ】

目の前IPv6移行期としては、こんな感じがあるべき姿なんだろう。しかし、量子コンピュータへの移行期にはこれとは随分変わってそうだなぁ。そこまで見据えてマイルストーンを考えねばいかんのだが…。

うーちゃん、水無月ちゃん、頭の足りん曾孫世代を見守っててくだされ…。

横田空域にしても、沖縄の基地問題にしても、どこかで米国の横っ面をひっぱたかないといけないのは間違いない。しかし、それは短期的な目線でやることではない。パズルを組み合わせていくように、切った貼ったを繰り返した上で進めていくべきことだと思う。

サイバー方面にしても、米国の助けなしに日本が無事ですむはずがない。ましてや米国を敵に回すようなことがあればどんな恐ろしいことになるか…。日本を囲む国すべてが日本を攻撃するような状況になってしまったとすればそれはもはや、亡国の歩む道。

中長期的な視野を踏まえて1つ1つ選択肢を吟味しながら進めていかなければなりません。

本の紹介:「海賊とよばれた男」

嫌われ者のハンドレッド氏(百田氏)の小説が原作なのですが、昨日まででマンガ版を10巻まで読み終えました。痛快ですし、登場人物がいちいちカッコイイ。ガソリンスタンドでおなじみ出光の創業者のお話です。

原油をテーマに戦前・戦中・戦後が描かれており、新しく知ることも多くありました。大東亜戦争に突入せざるを得なかったのは、石油の国内備蓄が枯渇する秒読みに入っていたからですが、民間の視点から国内外の石油情勢ってどんな感じだったのかを教えてくれる良書です。

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感想(2件)

で、今日映画を見てきたんですが…、あーあって感じでした。

以下、ネタバレ注意&酷評。


東雲さんが「誰だお前?」ってぐらいキャラ違うし、大事なところはカットして意味不明な茶番が追加されてるし…。そもそも、全体的にキャストが女々しい。所詮現代人が当時の人達を演じても薄っぺらく見えてしまうってことなんでしょうか。ヒョロヒョロしたのばっかりだし、覚悟が感じられない振る舞いが目立つ。下手すると、マンガの方がリアリティがあるのかもしれません。

あと、なんで嘘言うんですかね。満鉄で契約取れなかったとか、イランとの貿易が数ヶ月後に終わったとか、原作とも史実とも違うんですけど。疑念すら感じてしまいました。映画の宣伝に百田さんの名前が出ないという話もありましたし、なんか意図を感じるのですが…。マスコミのバイアスかかってるよね。

また、原作が長い話なので、どこかを削らないといけないのは事実でしょう。しかし、原因・結果で言うところの結果ばかり映し出されていて、これでは歴史に学ぶことができません。同時に、何がすごいのか正しく伝わりません。残念と言わざるを得ません。

ということで、原作だけでよろしいかと思います。映画はおすすめできません。まあ、あえて良い点を挙げるなら、音があること。ポンポン船の音がどういうのか、…。ぐらいかな?

本の紹介:「夕凪の街 桜の国」

「この世界の片隅に」を描かれた、こうの史代さんがもうちょっと前に書かれた作品です。先日の記事で「この世界の片隅に」の最後、ハッピーエンドのような錯覚に陥ったと書きましたが、こうのさんはとっくにその後のことを深く理解されておられたのですね。

この作品は、私が大学生になった頃(2004年)に描かれたようで、片隅にの方はその5年後に完結しています。…なんで今まで出会えていないのか。仮にも「情報系」の仕事をしている身としては、もっともっと情報収集能力を高めていきたいところです。

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感想(2件)


この作品は、戦後が舞台です。テーマは原爆です。被爆したものの生き残った人たちが、何を思いながら過ごしていたのかを教えてくれる内容になっています。途中つながりが見えないのですが、最後まで読むと全てがつながる構成になっていて、あーってなります。

あとがきで書かれている通り、描いている人自身が「ヒロシマ」(広島をカタカナで書くときは原爆に関することを示します)に苦手意識を持っており、なるべく避けてきた人だったそうです。同じ広島出身者としては、言いたいことが何となく分かります。H2Oの一角である広島の教育の中にあって、慈悲はないですよ。広島の人たちはこういう目にあった。でも、お前らが悪いんだぞ! 日本が仕掛けた戦争なんだから、このぐらい当然だろう。良かったじゃないか、これで戦争が終わったんだから、って。そりゃあ苦手にもなりますよ。

一方で、原爆を落としたB-29の搭乗員については悪人として取り上げられます。今にして思えば、え?そこなの?!って感じです。原爆を落とすこと自体は作戦行動です。それを命令した人たちにこそ憎悪の念を向けるべきはずです。つまりはアメリカさんであり連合国のみなさま(国際連合の常任理事国)。

同様に槍玉に挙げられるのが原爆を作った科学者たち。彼らだって、本来は人を殺すために研究していたわけではなかったはずです。今や技術者となった自分が、いつ同じような境遇に巻き込まれるかは分かったもんじゃない。意外と他人事でもないんですよ? サイバー戦争のさなか、間接的にでも何処かの誰かを手に掛けることになることも、ありやなしや…。


で、こうのさんの作品がマンガだから、ここに触れないわけにはいかないんですよね。まだ私の中で全然整理できないんですが…。そう、はだしのゲンです。小学校時代に私は、この漫画で原爆の70%以上を理解したと言っても過言ではありません。図書室には、はだしのゲンのマンガ(マンガとしては唯一)が置かれていましたし、原爆について学ぶ全校集会的な場で、はだしのゲンの映画を見たりもしました。他の都道府県出身の方の状況がどうなのかは、とても気になるところでもあります。

▼「はだしのゲン」の描写問題を検証する
http://www.kok。ueki.com/souken/gen/images.html

はだしのゲンの後半は共産勢力の意図が入っていて、見るに堪えないプロパガンダだということは今まで勉強してきた中で理解していましたが、1巻の内容にも問題があると指摘されていることには驚きを隠せませんでした。やばいな、これ…。ちゃんと買うなり、図書館で読み直すなりしてちゃんと認識を改めないと、自虐史観が知らず知らずのうちに転移して、いつになっても治らないぞ。


ウチのことも書いておきましょうか。ウチのじいちゃん・ばあちゃん(父方)は、昭和20年の8月には宇和島(愛媛)にいたそうで、そこからもキノコ雲が見えたそうです。ついでに言うと、玉音放送は雑音がすごくて何を言っとるんかさっぱり分からんかった、そうです。

じいちゃんは戦時中は医療班(衛生兵?)にいたと聞いた記憶があります。五体満足でしたが、特徴的なクセがありました。トイレに入る時に閉めないんですよ。半開きにしてる。どうやら、いつでも逃げられるように、ということで閉めないクセがいつになっても抜けなかったんだとか。私が中学3年生になる春、トイレで意識を失ったじいちゃんが、そのまま帰らぬ人となったのはまた別の話。

明けましておめでとうございます

本年もどうぞ、よろしくお願い致します。

いやー、疲れた…。っていきなり何を言ってんだってね。
行ってきましたよ。一般参賀に。10:10目指して。
今回で3回目、のはず。貰った旗を返さずに家に2つ飾ってるから。

今回は入る場所が悪かったのか、旗を貰えなかったんですよね。東京駅の京葉線の北口から出てそのまま真っすぐ行ったんですが、9時前に到着してしまったのが悪かったのか、入る場所が悪かったのか。まあ、これ以上飾るところもないし、陛下がお見えになる際はスマホを掲げているはずなのでいずれにせよお役目に預かれないんですけどね…。

ご公務を削減していくよっていう話が最近ニュースでも出ていましたが、今年もお変わりなくお言葉をいただけて、一安心と言いますか、お元気そうで心からお喜びを申し上げる次第です。

そこから乾門に抜けて、日本武道館を横目に靖国神社へ。ただ、Twitterで以前お見かけして気になっていた場所があったのでそこにもお参り。元は「尼港事件」に関する慰霊の地であり、紆余曲折あって今は豪北方面戦没者慰霊碑として鎮座しているということでした。

https://twitter.com/search?q=%E8%B1%AA%E5%8C%97%E6%96%B9%E9%9D%A2%E6%88%A6%E6%B2%A1%E8%80%85%E6%85%B0%E9%9C%8A%E7%A2%91&src=typd



オーストラリアの北方、ですので、ソロモンとかビスマルクとかガ島はもちろんとして、もうちょっと西のあたりで戦没した英霊も含めての慰霊碑ということです。細かいことまでは書いてなかったですけどね。

そもそもの方の尼港事件は本当に悲惨です。みなさん、戦争は嫌だというのは私も当然同じ気持ちです。でもね、戦争を仕掛けてくるのは他国なんですよ。日本人は基本的に今の状況に満足しているでしょう。間違っても他所の国の領土がほしいなんて言わない。ロシアに、本来我々の領土であるはずの南樺太や占守島(しゅむしゅとう)までを返せよ!と言うことはあったとしても、それ以上は言わないでしょう。朝鮮半島なんかいらんしね。日清戦争の頃からずっと独立せい!独立せい!言うとるのに、いつまで経ってもヒモのままだからね、あいつらは。

蛇足ながら、まだきぼーるの展示の件を投稿できていないので近々記事を書こうと思いつつ筆が進んでいないのですが、樺太情勢は本当に酷いです。つまるところ、ロシアはヤバイってことなんですけど…。展示で見た民間人の地獄の撤退の話、あれは今までで最も大きな衝撃でした。広島人の私ですらですよ。民間人が逃げる中を戦闘機が機銃掃射するやら、逃げ切れないから母親が子供を崖から突き落とすやら、もう、これは・・・頭がおかしくなっても不思議ではない状況。近いうちに、なんとかお伝えしたいと思います。

で、慰霊碑のところまで戻って、靖国神社へ。鳥居がいっぱいある神社の場合は、一番外と一番内側の鳥居のところで礼すればいいよ、という話も伺っていたので、慰霊碑からすぐの大鳥居で一礼。一般参賀からの流れなので参拝の方も多いだろうかと思ったら、この時間はさすがに熱心な人ばかりなのか、そこまでは並んでない。とはいえ十分並んでるんですけどね。私は不敬を承知で参拝はせず、遊就館へすたこら。だって、英霊のみなさんも大変ですよこんなに参拝されたら。落ち着いた頃合いで、2/5に日本武道館で日本古武道演武大会があるので、その際にお参りしようと思っています。

▼第40回 日本古武道演武大会
http://www.nipponbudokan.or.jp/shinkoujigyou/gyouji_06

さて、2度目の遊就館へ。前回は鹿児島旅行の前にとりあえず行っとけ、ということで行ったので、明治の初めまでを抑えられれば良しとしながら展示を見ていました。今回は、日露戦争から大東亜戦争開戦までをLdLuS(理解してリンク)したいなあと思いつつ見て回りました。記念艦三笠の展示を見ていたのも手伝って、日清・日露戦争の理解は随分深まったように思います。ちなみに、5年前にNHKドラマで「坂の上の雲」をやっていましたが、これが日清・日露戦争を理解する上での下地になっています。

しかし、大東亜戦争開戦までと言いながら、結局最後までじっくり見てきました。出たときには15時半になっていたので4時間以上見ていたようです。通りで腰が痛くなるわけだ…。

大東亜戦争が始まるまでの中国とのいざこざのことを日中戦争と呼ばれることがありますが、遊就館では支那事変として扱われていました。いや、戦争じゃないよ? 宣戦布告してないし。局地的ないざこざなだけだよ、ということです。

【参考】Wikipedia:支那事変
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%AF%E9%82%A3%E4%BA%8B%E5%A4%89

色々見てきた身からすると、意外と大東亜戦争の展示はあっさりだなあという感覚。全体の流れを提示するという意味では粒度が揃っていてとても良いのですが、物足りなさを感じてしまいました。ミッドウェー海戦も捷号作戦も特攻の話も、なんか薄っぺらくて本当に大事なことが伝わってきません。まあ、遊就館のカバーする時代がとても長いので仕方ないですよね。100年間を扱う史料館において、所詮4年弱のことにそこまでリソース割けないのは重々承知です。その意味でも、知覧にせよ大津島にせよ、いろいろな史料館に足を運ぶことで得られるものは多いと思います。

帰り際、神社への参拝の列が、朝とは違って門の外まで伸びていました。年初のいつもの光景ですが、今の日本人だって多くの人が靖国へお参りしています。一般参賀にしてもですが、じいちゃん・ばあちゃんばかりというわけでもない。子連れも多く見かけます。

本当に大切にすべきことは何か。他人の情報に翻弄されるのではなく、自分の目や肌で感じたことを、今年も大事にしていきたいですね。

【歴史】オヤジのきまぐれニュース – 2016/12/26 番外編

今日は気になったニュースがあったので詳しく取り上げたいと思います。

映画「この世界の片隅に」効果か、単行本「戦争中の暮しの記録」がAmazonベストセラー1位に
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1036789.html

映画を見に行った時は最後までクレジットを見ましたが、この本の名前が目に映っていませんでした。この作品の参考文献としてクレジットに出ていたそうで、Amazonや楽天では星4.7とか4.8がついていて大変高評価のようです。

【Amazon】戦争中の暮しの記録―保存版

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感想(12件)

Amazonの内容紹介を抜粋するとこんな感じ。

1968年8月に刊行した『暮しの手帖』第1世紀96号の特集「戦争中の暮しの記録」を書籍化したものです。
先の戦争に巻き込まれた庶民が、当時経験したことを自らの手で綴った、暮らしの記録です。
応募総数1736編から、入選作135編を掲載しています。
巻頭は、1945年3月10日の東京大空襲を題材にした、花森安治の<戦場>です。
戦時下の庶民の暮らしが、さまざまな年齢、立場、視点から記してあります。
なにを考え、なにを食べ、なにを着て、どんなふうに暮らし、死んでいったか。
行間に込められた複雑な感情は、読む者の心に突き刺さり、そして揺さぶります。
こうした記録が残されていることは、非常に珍しく、記録映像では説明しきれない、戦時の暮らしを理解する一助となるでしょう。
当時、編集長の花森と暮しの手帖編集部は、全力を傾けて、この特集に取り組みました。
その姿は、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のクライマックスエピソードとして取り上げられました。

これって、時期からしてバリバリWGIPに染まったプロパガンダなんじゃ…。この出版社の設立が1946年というのも臭うな。1736編から135編を選出した根拠は調べたって分からないだろうけど、どういう意図が働いて選出されたか分かったもんじゃないぞ。こんな古い本が未だに出版されていることは、すごいと思いつつも穿った見方をしてしまいます。

Amazonのレビュー見てても、なんか変な感じがする。日本のことしか書いてない。敵があって戦争しているはずなのに、アメさんがどうこうってのが出てこない。自虐史観に染まっている人からすれば、ある意味で気持ちいいんだろうか。

大東亜戦争は日本が始めたくて始めたわけではなく、終戦をもっと早い段階で打診していたにも関わらず連合国に突っぱねられていたのが事実。内向きで戦争が悪いと叫んだところで、GHQの思う壺。

とはいえ、だから読まないというのは一方的。書いてあることを受け入れる反面、WGIPを疑いながら読むと、また見えてくるものもあるかもしれないです。ということでポチりましょうかね。

最後にお断りですが、「この世界の片隅に」は違和感なく見られました。

まあ、そうでしょうよね~。じゃろうねー。まあ、そうなるな。あ、ちょ、すずちゃん、あんたあ何しよるんね!!(3回ぐらい)って感じでしたので。自虐はなく、ただただ逞しさを感じさせてくれる内容でした。

シン・ゴジラですらDVDはいらんかな、って思ったのにこっちは欲しかったりします。発売は半年後とのこと。差し当たっては、原本ですかね。立ち読み分だけでもクスッとしてしまう。

この世界の片隅に(上) [ こうの史代 ]

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感想(43件)

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【後日談】
 実際「この世界の片隅に」のDVD買いましたよ。次に帰省した際に、ばあちゃんに見てもらって、感想聞きたかったんだけど…。運命というのは悪戯なもので。2017年のGWに、ばあちゃんは黄泉の国に行ってしまいました。自分の家で見ると、映画館で見た時とはちょっと印象が違うところもありましたが、深刻な内容なのに相変わらず、すずちゃんはもう…、という感じでした。

「戦争中の暮しの記録」では、冒頭に東京大空襲の話が出ています。浅草から銀座にかけての東京東部が焼け野原になった際のことを経験談に則って書かれています。穿った見方をして申し訳ありませんでした。当時の温度感が伝わってくるぐらいの生々しい文章が綴られています。
 この本の内容を元に「この世界の片隅に」では映像化してくれているものもあるので、併せて学ぶと良いと思います。

3つの特攻に関する史料館に行って思ったこと

先週、先の大戦に関して重大な日がありましたが、みなさん自覚されていますでしょうか。12/8は大東亜戦争が始まった日です。この戦争、緒戦は日本が大進撃を果たし、東南アジアや太平洋上の島々、果てはインドにまでも勢力を伸ばしました。

先日見に行った「この世界の片隅に」でも、昭和16年から昭和18年は何事も無く過ぎていましたね。戦争やっとるんじゃねー、ぐらいの緊迫感のなさ。

しかして、昭和19年の秋にもなると風向きが完全に変わっていました。海軍では捷号作戦が発動され、空母すら囮に使わねばならない程の焦り具合、無謀すぎる状況下での西村艦隊の壊滅(レイテ沖海戦)。制空権がない中での輸送作戦(多号作戦)。

特攻隊が取り沙汰されて声高に語られますが、実はこの時点で既に海軍全体が特攻しているような状況だったのです。レイテはフィリピンにありますが、ここを奪われること=補給路を断たれること、でした。いくら艦艇を持っていたところで、燃料が枯渇し動かせなくなる。それ故の焦り。

▼【艦これ】艦娘達の艦隊興亡記【2015年4月版】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25978311
艦これやってない人にはピンと来ないかもしれないけど、感覚的にとても分かりやすいのがこの動画。前半は飛ばしていただいてOKですが、戦時中のどのタイミングでどのぐらい艦艇が沈んでいるのかを見ると、その時々の状況が垣間見えてきます。昭和19年10月の絶望感はヤバいです。

そういう時代の流れを踏まえた上で、今年行った2つの特攻に関する史料館について思ったことを書いてみます。

▼知覧特攻平和会館(鹿児島) ←陸軍の特攻隊(空から)
http://www.chiran-tokkou.jp/

▼海上自衛隊鹿屋航空基地史料館(鹿児島) ←海軍の特攻隊(空から)
http://www.mod.go.jp/msdf/kanoya/sryou/msdf-ks/

▼回天記念館(山口) ←海軍の特攻隊(水中から)
http://www.city.shunan.lg.jp/section/ed-sports/ed-shogai-bunka/kaiten/

特別攻撃隊(特攻隊)は最初から必死の作戦が与えられていたわけではありませんでしたが、昭和19年10月になる頃には陸軍・海軍とも必死の作戦として編成されました。また、回天は同11月に初めて実戦に投入されました。手段を選んでいられない、ここで負ければ戦略的に日本の敗北が確定する。そういうタイミングだったのです。

ここで、これまでの私の認識をご紹介しておきましょう。まあほぼ、はだしのゲンなのですが…。赤紙が来て招集された若者は特攻隊の訓練を受け、お国のために片道切符の戦闘機に乗って見事に散って参りますと「言わされ」、実際に飛んで行った。これが子供の頃からの私の認識です。はい、少なくとも広島の私と同年代(30歳前後)の人間は大体こう思っているはずです。

違う。全然違う。上記の認識を真っ向否定する動画が、知覧特攻平和会館で流れていました。当時を知るおじいちゃんが語ります。「特攻隊なんてのはね、優秀な人から選抜されるんだ。もちろん希望者だよ。でもみんな手を挙げる。」
※期間限定の展示ということだったので、いつも流れているわけではないかもしれません。

はい。実際それを裏付けることはできるか、どうか。知覧特攻平和会館でも回天記念館でも、たくさんの遺影が掲げられています。ズラッと。いや、ズラーーーっと。すごい数でしたよ。それぞれ名前と階級と出身が書いてあります。大体「尉」とか「佐」とか着いてます。時々「曹」もいます。ただ、圧倒的に「尉」が多い。「尉」という階級は士官クラスに該当します。なろうったってそうそうなれる階級じゃあありません。会社で言えば、課長クラスでしょうか。実際に特攻作戦に従事していたのは、通常部下を率いて作戦行動を行うような人たちだったわけです。

▼日本軍の階級
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BB%8D%E3%81%AE%E9%9A%8E%E7%B4%9A

そうは言っても、戦死してから特進したりしてて実際はもっと下の階級の人達だったんじゃないの?という声も聞こえてきそうです。なかなかここは証明が難しそうですね。信頼性が低いのはしょうがないですが、とりあえずまとめて以下2つを引用。

▼戦争で日本兵が戦死した場合、必ず階級は上がったのでしょうか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1072363465
→必ずは上がらない。

▼召集令状(赤紙)で召集された人の階級はどこ辺りまで昇進できたのですか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211814957
→よっぽど頑張って特務士官になることはできる。一部パイロットなどは、下士官から士官に昇進任官することもあった。

特に戦況の悪化した昭和19年から20年にかけて、特進に対応している暇があったのかというと怪しいのかもしれません。簡単な手続きでもないでしょう。年金やら何やら大いに影響するのに。ただ、これだけは言えるはずです。頑張らない人は間違いなく特攻隊には入れていません。特攻したくなければ頑張らなければ良いのです。死にたくないのであれば、能力を高めず、何を言われてもただ耐えていれば良かったはず。

これで、以前の私の認識は瓦解しました。偏向教育さん今までありがとうございました。二度と戻って来ないでください。永遠にさようならしたいですが、まだまだこの身にまとわりついてるんだろうな。


さて、特攻隊に志願した人の気持ちはどんなだったか。もうちょっと考えてみましょうか。先述の「それでも手を挙げる」気持ち。

フィリピンを失い、艦艇を動かせなくて仕事もできずに燻っている状況。これまでお世話になってきた軍の役に立つこともできず、経験を活かすこともできない。まだ戦争は終わっていないのにどの面下げて郷里に帰るというのか。そんな中、手段として特攻隊という選択肢が登場した。ぜひやらせて欲しい! これで憎き鬼畜米英の鼻っ柱折ってやろうじゃないか! 一矢報いる、ということ。実際、決して無駄ではなかったようですよ。特攻隊の存在に、PTSDを発症した米兵も少なくなかったとか。日本を植民地にしようったって、ただじゃあ済まねえぞ!と大和魂をこれでもかと言わんばかりに見せつけたのです。こうした意気込みを潰そうと、戦後のWGIPにつながっていくような気もします。

こういうことを書くと、戦時礼賛だとか軍国主義だとか言われそうですが、なんでここだけ過剰反応するんですかね。表現の自由やら、みんな大好き自由・平等・平和はどこに行ったんでしょうか。過剰反応するということは触れられてはマズいことがあるからこそ、でしょう。人目を気にするのが日本人の国民性なのは事実ですが、だからと言って世界中のすべての人の目を気にしていたら何もできなくなってしまいます。日本の皆さんはもっと、日本人らしい感覚や精神というものを見直して、自覚していかないといけません。グローバルな考え方を持ちたいのであれば尚更です。アメリカに行っておいて自分のアイデンティティも説明できないようでは、shrugって呆れられちゃいます。

しかし、何からその感性を学べば良いのでしょうか。分かりやすいところだと、修身かな。渡部昇一先生が編纂してくださってる修身の教科書はひとつアリでしょう。あと、葉隠(はがくれ)にもヒントがあるんじゃないかなと思っています。江戸時代の書物ですが「お前らあんまり簡単に切腹したがる風潮やめろよ」という前提で、武士とはかくあるべきと提言している書だったりします。採用するかどうかは別としても、日本人の感性とはどんなものだったのか、今一度学んでみると良いと思います。


▼回天記念館に行くのであれば、ぜひ一読をオススメします。登場人物の名前も覚えておくと、遺影を見る目が変わりますよ。

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映画の紹介:「この世界の片隅に」

子供の頃に行って以来、めっきり映画を見に行くことがなかったのですが、今年シン・ゴジラを見に行って以来ちょこちょこ映画館に足を運んでいたりします。

前回、艦これを見に行った時に「あー、ここでもやってるんだなー」と目に入ったのが「この世界の片隅に」という映画でした。戦前・戦中の広島が舞台で、主人公は女性。空襲だからと切迫するばかりかというとそうでもなく、「あーもう、洗濯物干したばっかりなのに!」なんて生活感溢れる描写もあるよ、とか噂を聞いて興味を惹かれていました。なんだか今まで見てきたものと違いそう、という期待感と共に…。

この世界の片隅に

気になるんだったらさっさと行きんさいや、ということで、先週の金曜日に見に行ってきました。見終わってから考えがまとまらず、記事にするまで時間がかかってしまいました。

ネタバレはしないように注意しつつ書かないと…。

主人公のすずちゃんは、江波(広島市内で三角州のどまんなか)の生まれで、呉に嫁ぎます。嫁いだ時には既に戦争は始まっていましたが、しばらくは何事もなく。その後、呉からの目線で空襲や原爆投下が描かれます。私は子供の頃から広島市からの目線のお話を多く見てきたので、呉からの目線は斬新でした。

呉なので御存知の通り呉鎮守府および呉海軍工廠という海軍の大きな拠点があります。広島は呉ばっかり攻撃されて広島市内はほとんど被害にあっていなくて、だからこそ原爆の標的足り得たという話は知っていましたが…。こんなに何度も何度も空襲を受けていたのかと映像にして見ると、歯がゆいというか鬱陶しいというか、怖い以外の感情が色々湧いてきて大変でした。

個人的には空襲で榛名や青葉が浮き砲台として交戦している描写があると燃えたんですが、まあ艦これじゃないんでね。そこはちゃんと目線を定めて描かれている証かと思います。

それにしても、時限爆弾なんてなんで投下するんですかね。人を殺す目的以外ないじゃないですか。人道に対する罪なんてよく言うよ、まったく。

あと、広島弁はとても自然でしたね。広島に戻ったような錯覚すら覚え「あぁ、そうか、ここは東京じゃったねえ」と我に返る瞬間すらありました。

総じて、見て満足でした。オススメできる映画です。この映画のすごいところがもう一つあって、クラウドファンディングで映画化を実現させたようです。知ってたら私も一口、二口入れたのに…、なんてね。広島で生活してたらもうちょっと早い段階で出会う機会もあったのかな?


見終わった後、さもハッピーエンドかのような錯覚に陥りましたが、決してそんなことはないのはこれまで勉強してきた通り。GHQのWGIPが発動され、日本人はどんどん洗脳されていきます。日教組が幅を利かせるようになり、今では広島はH2Oの1つ。朝鮮戦争が始まるまでは共産主義を蔓延させて日本を壊そうと画策され、残念ながら現在でもしっかり生き残ってしまっている。旧帝大のうち、特に京都大学や北海道大学は要注意で、一部では治外法権とも言われる危険な領域がある。他にも、日本上空の制空権はアメリカが握っていたり。全然ハッピーじゃないです。嫌ですよ、こんなの。

すずちゃんの世代は、私からするとじいちゃんばあちゃんの世代。この世代はとにかく、ひたすら前に進むしかなかった。どうしようもないですよね。あの状況じゃあ。

親の世代は、WGIP直撃世代なので、ヘタすると言うこと聞かない方が良いぐらいかもしれない。でも高度経済成長をやりきった。アメリカの作った憲法を盾にのらりくらりと、アメリカが強要する戦争への参加を躱してみせた。それでいて、ちゃっかり自衛隊はどんどん強くなってる。戦後、海軍の船は1隻も残されなかったというのに。

そうして我々の世代。変えていかないといけませんね。70年もかかりました。でも70年経ったからこそ、WGIPが存在していた証拠が明るみに出てきた。派手なことをする必要はないと思います。すずちゃんたちが見せてくれるあの図太さは、我々の世代だって変わらず持っていると思いますよ。まず我々がやるべきは、自分たちが何者なのかを知ること。今まで受けてきた教育を疑うこと。自分に自信を持つこと。自分の国を誇れるようになること――。

小さいことですが、とても重たいです。一緒に頑張っていきましょうね。たぁ言っても、はげができるほど頑張らんでもええけぇね…。


ネタバレ注意報。時系列で史実とすずちゃんの日常を書いたページが公式サイトにありました。これはありがたい。

▼すずさんの生きた時代(年表)
http://konosekai.jp/timeline/

【脱!思考停止】独裁者とは? ナチスとは? ヒトラーとは? 我々はどこまで正しく理解できているのでしょうか

先日、キューバのカストロ議長が他界しました。ご冥福をお祈りし、…て良いものかどうなのか。というのも、独裁者は悪と言われて育ってきたものでして、どうやらカストロさんは共産主義者かつ独裁者だったそうじゃないですか。どうしたら良いんでしょう? あと、暗殺されたわけじゃないですよね。90歳。病気か老衰か分かりませんが、長生きなわけですよ。自殺したヒトラーとは様子が違いそうです。一概に独裁者ガーというのは果たして妥当なのでしょうか?

そもそも、なぜ独裁者が登場するのでしょうか。それは、民主主義が完璧ではないからです。ヒトラーにしたって、トップなってしばらくは民主政治が続いていました。むしろ、ヒトラーが強権を発動して独裁を始めたわけではなく、民主政治を放棄したのは他でもない民意なのですよ。このことを理解しないことには歴史の流れを掴むことはできないでしょう。

豊かすぎる生活を当然のように享受している現代にしたって、それが一旦ぐらついて壊れた時、民衆が選ぶのは果たして…。


この本はアウシュビッツ強制収容所に潜入したポーランド将校の実話です。心して読んだ方が良いです。かなりキツイです。

アウシュヴィッツを志願した男 ポーランド軍大尉、ヴィトルト・ピレツキは三度死ぬ

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リベラルアーツ -文系・理系制度の終焉-

日本にはガラパゴスな教育制度があります。社会人になってからもよく聞きますね。「俺は理系だから、云々」「私、文系だから四の五の」とかとか。これって、どうなんでしょうか? 最近ちょいちょい耳にするリベラルアーツという考え方を、今日は取り上げてみようと思います。

あれ、WikiPediaがアテにならないぞアラートが出てる…
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E7%B3%BB%E3%81%A8%E7%90%86%E7%B3%BB

うにゃ、しかも全然信憑性の感じられない記事しかググっても出てこない…。では、経験的に見聞きしたベースで書くしかないですね。

理系・文系に別れる制度としたのは、ある意味では選択と集中であり、事情として教える側が不足していた、という話を聞いたことがあります。明治以降の劇的な成長、戦後の高度経済成長を支える上では、とても効率的にその効力を発揮したと言えるでしょう。

ですが、ここへ来て状況は変わりつつあります。イケイケドンドンの時代はもはや過ぎ去り、縦割りの価値が薄れていっています。これからはロボットに仕事を奪われていきます。ロボットができない仕事を人間がやることになります。そして複雑な判断が求められる仕事が多くを占めることになっていくでしょう。クリエイティブな仕事、といえば聞こえは良いですが、ラクなものではありません。より広い視野で情報を集めて、今までにない組み合わせを提案していく仕事というのがそれです。私のような人間は楽しめますが、多くの人はそれほど望んでいない仕事のように思えます。少なくとも周囲のサラリーマンを見ている分にはね。

それに、より良い仕事をするためには文系・理系と制限せず、全教科横断して理解を深めていかなければなりません。言語力の低さは全ての能力の上限に影響します(母国語・外国語)。いくら熱を込めたところで論理的に数値で語らなければYesとは言ってもらえません(算数・数学・統計学)。ハードな仕事をするには栄養面や各種ケアも馬鹿にできません(理科・家庭科・体育)。世間知らずでは会話にならないし、モラルがなければ信用してもらえず、グローバルに仕事をするならアイデンティティを明確にしておかないと苦労します(社会科・倫理・道徳)。

また、大学全入時代と言われたのは既に10年以上前の話。教える側が足りない状況はとっくに解消しています。リソース面でも文系・理系制度はそろそろお役御免になってもいいんじゃないでしょうか。まあ、人はいてもナンボのモンかという話はあるでしょうが…。

んー、GHQが日本人の学力低下のためにやったとかって話もあったような気がするけど、この制度は明治からか…? 関係ないのか。

私がこの考え方を意識するようになったのは、他でもない、私の夢であるハッカーのせいです。プロフェッショナルであるはずのハッカーという存在は、なんともリベラルアーツにまみれた要件を提示しています。なにか楽器が弾けるようになりなさい。武道をやるべきだ。プログラム言語を何か書けるようにしなさい。母国語や英語を勉強すべきだ。大学時代に見つけた以下のサイトではそんなことが書かれているのです。

ハッカーになろう
http://cruel.org/freeware/hacker.html

実際、私は一通りやってきています。ビオラ弾きです(でした)し、人知れず武術をやっていたりします。PHP・JS・SQLはじめ色々書けますし、こうしてブログで文章を書くことで日本語の鍛錬もし、英会話スクールに通いつつ定期的にTOEICを受験していたりします。

こう聞くと、ただひたすら大変そうだと思われるかもしれませんが、意外と相乗効果があるものでね。スタートラインが全てゼロからというワケでもなかったりします。不思議と音楽と武術に共通点を見出すことがあったりします。人にモノを教えるという意味では、どれもそれほど変わらなかったりします。内容は違っても、学ぶことに慣れるとパターン化できたりします。どんなことを学ぶでも、反復練習が最も大事と言われ、やってみると実際その通りで。武術で言うところの「守破離」という考え方は、どんな分野に対しても言えるのだなあと感じたり。


そういえば、私は学生時代は歴史が嫌いだったのですが、最近は特にここ100年の歴史にフォーカスを当てて情報収集しています。自然と勉強している感覚。学生時代に嫌いだった理由は、嘘か真かも分からないと言われながら数年ごとに書き換えられる程度の歴史なぞ学ぶ価値があるのか?と思っていたことや、「歴史に学ぶ」ことで過去の過ちを繰り返さないようにすることが肝要なはずが、歴史に学べるほど深いところまで授業には出てこないこと。今では教科書は投げ捨てて、自分の足で探しながら、自分の感覚ではどう思うかを大事にするようにしています。

今年は夏からこっち、色々なところに足を運びました。また詳しいことは追ってご紹介しますが、ひとまずサマリだけチラ見せ。千葉空襲については既に記事にしています。

7月:きぼーるで千葉空襲の展示(千葉)
8月:回天記念館(山口)、遊就館(東京)
9月:鹿児島市街、知覧特攻平和会館、鹿屋航空基地史料館(鹿児島)
10月:きぼーるで樺太の展示(千葉)
11月:記念艦三笠(神奈川)

遊就館は3時間ではとても時間が足らなかったので、もう1度や2度は行かないといけないです。また、箱根のパール下中記念館や毎日通りすぎている新木場にある第五福竜丸の展示館なんかにも行きたいですね。

次回広島に帰省した際は、旧呉鎮守府周りの「てつくじ」や江田島にも行かないと…。子供の頃に少なくとも3回は行ったけど、広島の原爆資料館に改めて行くと、また違った見え方がするかもしれないな。ああ、その意味では長崎にも行かないとな。旧佐世保鎮守府もチラ見したいし――。


さて、そんなことを言っている私は何のお仕事してる理系or文系でしたっけ?と。はい、エンジニアやってるバリバリの理系です。

私の仕事はITであり、国境のない技術である側面があります。そう言いつつもサイバー戦争とかいって、国レベルで攻防していたりします。そんな中、「あなたはどこの国のためにどんな貢献ができるのですか」と聞かれて、どう反応するのでしょうか? だからこそ、エンジニアだって歴史や政治を学ぶべきだし、他者を理解するためには様々な文化を知り、「そういうのもあるのか」と知見を広げる必要があります。単にお金につられてあっちへこっちへと傭兵の真似事をやっているようでは、そのうち足元を掬われます。

と、そのような事情があって、私は世に言われているリベラルアーツというものに賛成なのです。皆さんもどうか、文系理系の壁を取り払って、幅広い知見を得られることを切に願います。

北海道、広島、大分の出身者は教育を疑うべき

最近KAZUYAさんの動画を見られていなかったのでまとめて見ていたのですが、「H2O」というキーワードを初めて聞いたので紹介しておきます。この意味は、北海道(H)、広島(H)、大分(O)です。日教組の牙城、つまり偏向教育の中心地ということになります。私は広島出身なのにそのことを知りませんでした。中学から私立だったので日教組からは比較的距離を置けていたはずで、今にして思えば親はそこも気にして中学受験させていたのだろうかと気付かされたりも。学生時代は、父が塾の先生(大学受験専門)なので世間体を気にしてそうしているものとばかり思っていたのですが…。

ただ、高校の時に父から「学校の道徳の授業なんかで橋の話とか聞いたことある?」と聞かれ、ナンノコッチャ?と思ったことがあり、ずっと引っかかってはいました。そのときは「分からんのだったら良いよ」と煙に巻かれてしまったのですが、次に帰省した時にでも詳しく聞いてみようかな。

▼日教組の牙城H2O(北海道、広島、大分)に是正機運 歪んだ教育に変化の兆し
http://www.sankei.com/west/news/141008/wst1410080006-n1.html

事変前夜…であっては困る

この夏は大東亜戦争に関するいくつかの資料館に足を運びました。徳山の回天記念館、靖国神社併設の遊就館、知覧の特攻平和会館、鹿屋の航空基地史料館。いずれも時間がいくらあっても足りないほど優れた展示で、一度と言わずしばらくしてからまた訪れるべき場所だなと感じました。それぞれの詳細はまた後日、記事を書いていくことにします。

そんな展示を見ていてふと気になったのが、満州事変のくだりでした。満州事変前後の流れは以下のような感じです。

満州鉄道爆破事件
→満州事変:日本が満州国を独立させる…と言いつつ日本の傀儡王朝を強引に建国
→中国が日本の自演だと指摘
→リットン調査団の報告などから、中国の主張を国際連盟が支持
→日本が国際連盟から脱退
→盧溝橋事件を皮切りに日中戦争へ

▼信頼性低いけど、概略を理解したい人はどうぞ
http://www12.plala.or.jp/rekisi/nittyu.html

この満州事変からの流れ、日本と中国をひっくり返し、満州を沖縄で書き換えると…今後の状況になったりしないよね? 少々背筋が寒くなる夏の自由研究でした。

尖閣で調子に乗ってる中国船ってこういうのらしい

8/16の虎ノ門ニュースをいまYoutubeで見てて初めてこの動画が公開されてるのを知りました。2:57~3:30あたりを見ていただくと分かると思いますが、中国の公船って、海上保安庁の船と見分けつかないのですが、模した船にしてるのでしょうか? それともこういうものなの?

▼海保が尖閣警備の動画公開 領海侵入の中国船撮影

憲法改正に向けて

参議院選挙が明けて1日。皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は投票したお二方がいずれも当選されたので良かったです。山田さん、元栄さんおめでとうございます。もちろんこれからどう動けるかが焦点です。この人たちが今後どのような活動していくのか、見守るというか監視するというか、注視していきましょう。それで初めて民主主義が機能していると言えるのですから。

さて、全体の話をすると、今回の選挙の焦点であった憲法改正ができる土壌を作れるか否か。以下に示す通り、憲法第96条の要件である衆参それぞれで三分の二以上の議員の賛成をもって改憲を発議できる旨、今回の選挙で可能になりました。この70年来で初めてのこと、なんですよね?

憲法96条
この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC96%E6%9D%A1

選挙が終わるまで私は勘違いしていたのですが、上の条項の通り国会だけで改憲は決まりません。国会を通過した後に国民投票があります。同じ勘違いをしていた方は、一緒に勉強しましょう。私も含め、憲法を理解できていないことは日本国民として恥ずかしいことです。ここに関してはメディアが悪いとは言えません。読めばいいのに読んでないだけなんだから。

ちゃんと憲法を読んで今後のロードマップを書くと、以下のようなイメージでしょうか。
①与党が改正後の憲法の内容を作成する
②改正案を国会に発議し、審議をする
③②の結果を踏まえて修正案を作成する
④②と③を繰り返した後、国会で決を採る
⑤決を採った結果、衆参両院で三分の二以上が賛成の場合に国会で承認される
⑥国民投票が告示される
⑦国民投票の投開票が実施される
⑧国民投票で過半数が賛成の場合に改憲が確定する
⑨天皇陛下より改正後の憲法が公布される
⑩新憲法の施行日をもって、適用が開始される

私見ですが、憲法改正でとりあえずここはやった方がいいんじゃないの?というところは…
・現代語にしようぜ。
・憲法96条の三分の二で改憲できる、は二分の一に変えようぜ。
・憲法9条2項はいらんじゃろ。

もうちょっと言うと…
・GHQうんぬんは置いておくにしても、70年前のままって古すぎるでしょ。イマドキの要素が入るべきなんじゃないの。ちったあカッコいい条文があってもいいじゃないの。
・そもそもコピペ憲法www。イチから作り直せよ、恥ずかしい。

憲法9条
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC9%E6%9D%A1

とてもおもしろいご時世だと思います。70年ぶりの憲法改正に関われるって、他の国では経験できないことですよ。朝日新聞や民進党は頭がおかしいことを言っていますが、民主主義ですから、我々国民があるべき姿を粛々と目指していけば、おかしなものは次第に淘汰されていくはずです。現状のようになんとなく存在している憲法ではなく、これが我々の憲法だと胸を張れるものを作っていきたいですね。

千葉市の七夕には天の川と○○が空を舞う

例年のご多分に漏れず、今年の七夕も残念すぎる天気でしたね。まあ、むしろそっとしておいてあげましょうよ。年に一度の逢瀬なんだから…。

さて、71年前の千葉の七夕は、星が降るのではなく、焼夷弾が降り注ぎました。今回、田沼隆志さんのツイートを見ていて知ったのですが、1945年7月7日が千葉市空襲の日であり、この時期パネル展示をしているということで、見に行ってきました。

▼平成28年度「千葉空襲写真パネル展」開催概要
http://www.city.chiba.jp/shimin/shimin/somu/newpanelten.html

広島出身の私としては、原爆のことは当然知っていますし、東京大空襲のことはある程度知識がありましたが、各地への空襲の実態はあまり理解できていませんでしたのでいい勉強になりました。今住んでる所、おもいっきり空襲受けてたんだなと思うと、いつもの風景が少し違って見えてきます。

千葉空襲七夕空襲

七夕空襲翌日の新聞大東亜戦戦災被害状況概見図

東京裁判で「人道に対する罪」なんて建前で、東條元首相をはじめとしてリンチにしたわけですが、国際法上、兵隊ではない一般市民を虐殺する行為は禁止されているんですが、そこはどう落とし前をつけてくれるんでしょう。ねえ、鬼畜なベーエーさんたち。これこそが「人道に対する罪」でしょうに。

修身という教科が、かつてはあったのですよ

大東亜戦争が終わるまで実施され、戦後にGHQのせいで廃止された教科があります。「修身」という教科です。「しゅうしん」と読みます。この考え方を取り戻さないかぎり、日本人の品性は落ちていく一方だと思います。紹介していた動画が消えてしまったので画像だけですが、渡部先生が修身の教科書を出されていらっしゃいますので、興味のある方は是非目を通してみてください。軍国主義たりえるのか、自分の目で検証してみることが何より大事です。

平成の終身#2_1

まずは自分のこと(修身)、それができて初めて家のこと(斉家)、さらには国のこと(治国)、そこまでできたらやっと世界のこと(平天下)。これって日本人の考え方というより、中国の四書のひとつである「大学」の考え方なんですよね。修身が悪いって言うなら、この考え方を生み出した中国人は極悪人ということになるのですが、それは…?

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チェルノブイリ原子力発電所の事故から30年

4月26日です。今日は旧ソ連時代にチェルノブイリ原子力発電所で事故が発生した日です。今年で30年とのこと。福島と重なる部分は多く、チェルノブイリの今を見ることで、福島の行く末を垣間見ることができるかもしれません。チェルノブイリってロシアかと思っていたら、ウクライナなんですね。全く不勉強極まりないですね…、いかんいかん。

▼悲劇から30年 チェルノブイリの実相
http://vdata.nikkei.com/newsgraphics/chernobyl/

それにしても日経の見せ方うまいな。JavaScriptでやってるんだろうけど、スクロールに合わせて地図表示を自動で切り替えたり、当然のように画像の拡大表示したり。技術ばかりでなく、こういうデザイン面も身につけられると言うことないんですけどね。なかなか…。

待機児童問題って結局のところどこがネックなの?

前の会社にいる時に職場のママさんたちが世に言われているようなことを、同じく嘆いていましたよ。ママさんの一人は「よくこんな状況で女性活用だなんて言えるよね。どんな神経しているんだろう。」とまでおっしゃってました。日本において子供を増やすことが重大な課題であることは誰も疑わないはずなのに、どうしていつまで経っても解決しないのでしょうか。

▼山田宏・元次世代の党幹事長、「保育園落ちた日本死ね!」ブログは「落書き。親の責任でしょ」
http://www.huffingtonpost.jp/2016/03/31/hiroshi-yamada_n_9586824.html

まあ、落書きでしょうよ。でも、先述の通り、一人の落書きで済まされないことが野党にとっては良いネタだと判断され、政治利用されたんでしょうね。果たして利用した野党陣営、一つの地域でも待機児童問題を解決する実績を挙げられるのでしょうか…?

▼【2016年調査】潜在保育士が復帰をしない理由第1位は……。
http://select.mamastar.jp/90911

潜在保育士が仕事に復帰をしない一番の理由は「お給料の安さ」です。 理想の年収と現在の年収の差は10万円以上乖離しており、 その他にも残業時間の多さと職場の人間関係に問題があることがわかりました。
そこで保育士時代のお給料について質問をしたところ、 15万円以下が48%、 15万~20万円が48%と同率1位の結果となり、 厚生労働省から発信された2013年の全産業の月額平均29万5700円と比べると、 約10万円~15万円程度も下回る結果となっています。(2016年保育士の就労に関する意識調査)

「潜在保育士」という言葉を知らなかったのですが、給与が問題なのはクリティカルですね。こんな給与じゃあ私もやってやろうとは思えないです…。SEで転職したいと思っている人はいっぱいいるので、SEの平均給与水準レベルまで引き上げられれば人はなんとかなるような気もします。もっとも、そこまでいけたら潜在さんが復帰してくれそうですね。

▼「待機児童」と「高齢者」の“化学反応”が日本を救う。
http://beinspiredglobal.com/children-oldpeople

▼高齢者と待機児童の関係性!!共通の課題から見えてきた事とは!?
http://koureisya-blog.info/taikijidou-kyoutukadai/

上記の引用は一つの解決策ですが、待機児童の話を耳にしていてどうも納得できないのが、なんで若い人ばっかり痛い目にあっているのか、ということです。つまり、じいちゃんばあちゃん世代、なにやってんだよ!と感じるのですよ。親は子供を預けられる場所を探して苦労しているわけですが、定年過ぎて遊んでいる人たちこそ、手を上げて助けに入るべきではないのでしょうか。そういうNGOなんてあってもおかしくないはずなのに、目についてこないです。

ここって、実はGHQやWGIPが絡んでくるんです。戦後の思想統制の影響で、日本伝統の地域コミュニティが破壊され、2世帯で暮らすことが悪いもののように植え付けられ、女性が社会に出ることを必要以上に煽っている。70年経った今では若い人がこれほど苦労することになってしまいました。まあ、上の世代が助けてくれないんだったら別にいいですよ。その代わり、年金問題をとやかく言ってほしくないものですね。若い人たちが支払い拒否したとしても自業自得ですよ? 現代版の姨捨です。

さて、こうなってしまったものは仕方ない。我々の世代で手を取り合って、なんとかしていくしか道はありません。お互い助け合っていきましょう。


あと、冒頭の記事にあった山田さんといえば、この動画を貼らないわけにはいかないですね。ゴールデンウィークに成人式をやる地域もあるようなので、そう季節外れなわけでもないかな。

▼杉並区長時代に山田宏さんが成人の日に若者へ贈り続けた言葉

素晴らしい方です。正しく大人として、新成人に向けて言葉を向けられています。10年前の広島で私は成人式の場にいましたが、何ら印象に残っていないですね。超マイナーなバンドがダサい歌やってたぐらいで。

英霊の言の葉が引用されていますね。そろそろ私も直視しないといけないです。行こう行こうと思いながら遊就館に行けていないのだけれど、何度かに分けてでもじっくり見に行きたいと思っています。虎ノ門ニュースでケント・ギルバートさんが大絶賛していました。あそこまで丁寧に整理してある一次資料は他にないそうですから。

▼遊就館
http://www.yasukuni.jp/~yusyukan/

【Youtubeの紹介】インド国会における安倍総理の演説

▼安倍総理が深い礼をした直後、それは起こった!
https://www.youtube.com/watch?v=568EeJnULfE

▼演説の全文はコチラ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/19/eabe_0822.html

平成19年なので1期目の終わり頃ですね。とても知的で素敵な演説だと思います。

日本とインドは、実は仲良しです。戦後の大変な時期に手を差し伸べてくださいました。パール判事の判決文は、東京裁判の実態を見抜く重要な資料になります。初代インド首相ネールは、サンフランシスコ講和会議への参加を拒否し、日本に味方する立場を取りました。

▼Wikipedia:日印関係
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%8D%B0%E9%96%A2%E4%BF%82

こんなんならもういいじゃん、憲法イチから書き直せば

▼GHQによるコピペ(盗用)にすぎない現行憲法を放置してよいのか 西修(駒沢大名誉教授)
http://www.sankei.com/column/news/151217/clm1512170002-n1.html

これはヒドい。まあ1週間で作ったっていうのは有名ですが、今も昔もそんな時はチョキチョキペタペタですよね。会社だと、そのノリでレビューに出すと、指摘事項の嵐で書類が真っ赤になるんですが、憲法の場合はそうではなかったようで…。担当が作った書類がレビューされずにそのままお客様に提出されてしまった感じですね。さらに書類を直すのに注力するのではなく、お客様にそれで受け入れさせる方を頑張っちゃって、無理矢理受け入れさせた結果、今に至る、ってところでしょうか。リバース・エンジニアリング必至な、時々見かける悲惨な風景ですな。

と、ここまでで西教授がどちらさんだか理解されている方はどれだけいらっしゃるでしょうか。件の安保の話題で、「集団的自衛権の行使は現行憲法の枠内だ」と主張した3人の学者の1人です。批判した人はちゃんと覚えておいてくださいよ(笑)。

▼【詳報】集団的自衛権の行使は現行憲法の枠内〜安全保障法制で、西修・百地章の両教授が会見
http://blogos.com/article/119500/

結局最後まで反対派の言い分が理解できなかったけど、1つでも納得できる内容あるのかなあ。良いサイトがあったので紹介しておきますね。

▼集団的自衛権問題、反対or賛成 意見&理由まとめ
http://www.arayuru-houhou.com/wakariyasuku/shuudann07.html

ここにも納得できる反対意見はないですね…。不勉強な人の意見、いや、感情的になっている時点で意見とすら言えないかもしれません。サイト中で何度か出てきますが、あなたの思考はWGIP(ウォー・ギルド・インフォーメーション・プログラム)の影響だと賛成派に言われていますね。まあ、そうなんでしょうね。まずはその存在を知り、理解した上でないと議論はできないでしょう。

中国の情報統制を見て「なんて国だ!」などと、他人事のように考えていてはいけません。日本は戦後に思想統制を受け、今なお、その統制が外れていません。アメリカによってもたらされたそれは、今では中国や韓国に良いように活用されてしまっています。

最近もヒモ(韓国)に金払いました。従軍慰安婦の問題をこれで決着させるんだ、とかで。賠償に関しては1965年に決着したんじゃなかったでしたっけ? そうやって払ったら、過去の決着を否定することになることに加え、従軍慰安婦を認めたことにもなりますよね。それを見た外国は、どう思うのでしょう。韓国の思う壺です。

▼Wikipedia:日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E3%81%A8%E5%A4%A7%E9%9F%93%E6%B0%91%E5%9B%BD%E3%81%A8%E3%81%AE%E9%96%93%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%9D%A1%E7%B4%84

確かに従軍慰安婦に関する記述はありません。そりゃあそうでしょう。事実としてなかったものなら、その時書けるわけがない。

今の日本は外交が下手だと痛感させられます。なんで毅然とした態度でつっぱねないのか。岸田外務大臣は広島選挙区だから余計に頭を抱えてしまう。子供の頃からよく、この人の選挙のポスター見てましたよ。ウチの親は「親の七光りで好かん」と言ってましたが、たしかに岸田さんの親父さんも爺さんも衆議院議員だったようですね。Wikipediaには写真が出てこない程度の有名さ、のようですが…。

外交に限らずですが、日本人は議論にすぐ負ける。もちろん文化的背景もありますが、そういう訓練をやらずに大人になることが何より大きい。アメリカではディベートの授業が当たり前のようにあり、部活にはディベート部があったりする。私の通った小学校から大学まで、どこにもディベートらしいディベートはありませんでした。

「日本人だしムリに無くても良いんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、いやいやそんなことはないです。現に今、システムエンジニアやってて、この能力がないことで滅茶苦茶苦労しています。お客さんを説得させる能力があったら、残業時間の削減は軽く実現できると思います。システムエンジニアに限らず、ビジネスで必要とされる大切な能力の1つのはずですよ。

ディベートと言わずとも、論理的な考え方を学ぶ授業も不十分です。一応数学がその要素を持っていると言われて学んできましたが、ほんとう…か? 数学が必修科目の理系の学部にいましたが、研究室の各人の発表を見ていて、論理的な説明ができてるなあって思える人なんていなかったぞ。それ以前に日本語がおかしくて、聞くに耐えないものが大半だった。

こうして思うのは、生涯教育の大切さです。学校から出てからも学ばないといけないことがたくさんあります。ここ100年の歴史、現在の政治、仕事に関するノウハウ、家のこと、メンタルマネジメント。なにより日本語。できれば英語。

学ぶことから逃げることもできますが、おそらくそれは10年後・20年後になって大きな影響が出てくるのではないでしょうか。自分は理系だから文系の勉強はしなくていい、とか。資格取れって会社から言われているけどやる気ないや、とか。思いがちですが、その結果が自分の将来にどう結びつくのか。悪い方向に行くことはあっても、良い方向には行かないでしょう。

公園に出勤するお父さんにならないためにも、少しずつでも学べる人にならないとですね。本日は大晦日。明日、1年の抱負を考える方も多いのではないでしょうか。学ぶことも意識しながら、ぜひ良い抱負を抱いていただければよろしいかと思います。それでは良いお年を!

おかしな宗教がおかしな名前に変わったみたいですよ

先日何の前振りもなく日本の神様の記事を投稿しましたが、おかしな宗教っていうのは、こういうののことです。

▼統一教会が名称変更を発表 「世界平和統一家庭連合」に
http://withnews.jp/article/f0150901008qq000000000000000W00b0401qq000012464A?ref=smartnews_rltd

やっぱ「統一」は残るんですね…。統一教会といえば「運気が上がるからこの壺を買いなさい」と言われつつ何百万円と取られる典型的なアレですよ。統一教会は略称で、正式名称は「世界基督教統一神霊協会」みたいですね。…えっ、略称詐欺じゃん、教会じゃねえし。初めて知った。

▼Wikipedia:世界基督教統一神霊協会
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%9F%BA%E7%9D%A3%E6%95%99%E7%B5%B1%E4%B8%80%E7%A5%9E%E9%9C%8A%E5%8D%94%E4%BC%9A

自由・平等・平和

サヨクの常套句「自由・平等・平和」。
それを目指すことは正しいと思いますが、具体的にそれらの言葉は何を指しているのでしょうか?
私もそれにまみれて育った人間ですが、今はこう思います。


自由とは、
既に日本においては高水準で保証されているものだ。
自由過ぎてモラルハザードを起こしているぐらいだ。

平等とは、
全員が同じ待遇を受けることではない。
それぞれの立場を知り、尊重しあえる状態のことだ。

平和とは、
非戦争状態であることではない。
身の危険に晒されず、自ら望むことに取り組める状態のことだ。

8月15日は有名だけど、12月8日は無名ですね

今日は何の日でしょうか。これに答えられる日本人はとても少ないと思います。1941年12月8日は大東亜戦争が始まった日です。真珠湾攻撃が行われた日、と言った方がピンとくる人は多いかな。戦争が終わった日は何かしら騒いでいますが、戦争が始まった日について語る人がいないのは、まあそういうもんなのか、それに触れたくない政治的な理由があるのか、今の私にはまだまだ推し量れないところです。

良いサイトを見つけたので紹介しておきますね。

▼大東亜戦争への経緯
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/67.html

何で変な宗教に行っちゃうんだろ。日本には国民性を大いに反映した便利な神様がいるのに…。

その名も八百万の神。何にでも神様が宿っちゃうよ!っていう思想。高校の時に先生から聞いた話ですが、神道のご神体は鏡なのだそうです。鏡に映ったものに神様が宿っている、と。人でも動物でも、物ですらも。お参りしている時に鏡に写っているのは、誰ですか? そう、他でもないあなたです。あなたの中に神様がいます。この思想は、「もったいない」という概念が生まれる下地にもなっていますね。

▼かみちゅ

なんか、このゆるい感じ。とても日本の神様らしい…。かみちゅの舞台ですが、広島は尾道! 広島出身としてはオススメしますよ。なんか広島らしすぎて残念な気持ちにもなるのですがね…。

でも、神様の中でも気をつけないといけないのがお稲荷様。相応の対価を支払わないと、痛い目に遭わされちゃいます。天狐空幻は縁があるからこの兄弟を助けているだけ。宇迦様は優しいけど、小さい頃からいなりが神社に馴染みがあったから、親切にしてくれています。縁もゆかりもない人に御加護を与えて下さる神様ではない。

▼我が家のお稲荷さま

宇迦様が「正一位」であることでいろいろ悩んじゃうのが「いなり、こんこん」の内容ですが、一神教と違って、神様に対してすら同情してしまう感じが日本的で良い感じです。

▼いなり、こんこん、恋いろは。

それは与えられるものではなく、自ら見出すもの

平和ボケ 愛国心のなさ 地域コミュニティの崩壊 モラルの低下 出生率低下 技術の爆発的な進歩 20代と30代の死因トップが自殺 一億総白痴化 未だに日本人は単一民族

これが現在の我々の姿ではないでしょうか。我々日本人は果たしてどうなりたいのでしょう。我々は外国から、アジア諸国から、欧米諸国から、どう見られていて、それは許容できるものなのでしょうか。みなさんは説明できますか?

説明できる方はかなり勉強されていると思います。一方、説明できないということは、どういうことでしょう。ビジョンがない、夢がない。アイデンティティーがない、自分が何者かを説明できない。ここ百年の歴史を胸を張って答えられない。テレビがつまらないと言いながら、テレビばかり見ている。困ったことがあっても、そのうち誰かが解決してくれると思っている。どれぐらい当てはまるでしょう。

ビジョンとかアイデンティティというのは、かつての日本にはなかった概念であり、今の日本人にもまだまだ馴染みの薄いものと言えます。英会話スクールに行けば、当然のごとく、初対面なら自己紹介を求められます。出身はどこ? 趣味は? 意見を言う段になると、I think … と来れば、その後にbecause …と続けなければ会話にならない。

アメリカが分かりやすい例ですが、人種が多すぎて、日本のように空気を読むことはまず不可能。だからこそ、なぜならばを説明して、受け入れてもらえなかったとしても、知ってもらう。同調する人が多くなればそれが多数派としてルールになり、しかし少数派も存在することはできる。自分が何者かを伝えられるからこそ、少数派の仲間を見つけることができる。

欧米の服装や音楽などカルチャーは随分日本に浸透したものですが、上記のような感覚はまだまだです。しかし、この情報社会の中にあって、まだまだで良いのでしょうか。自分は構わないと思っていても、向こうから勝手にやってきます。当サイトでも取り上げていますが、サイバー攻撃によってWebサイトを改ざんされたり、個人でもランサムウェアに攻撃されたりしています。現状の日本のサイバー攻撃は下火だと、トレンドマイクロの統計では語られていましたが、今後は増えることはあっても減ることはないでしょう。日本人は単一民族であるがゆえ、感性が似ていて攻撃されやすい側面がある可能性があります。

中国の軍備拡張が話題になっていますが、中国のクラッカーのレベルが高いことも耳にします。なんたって国の機関としてやってますからね。このご時世に金盾(グレートファイアーウォール)なんてダサい施策をやっちゃったりもしています。それらがいざ、日本に矛先を向けた時、何が起こるのでしょう。ある程度のインフラを麻痺させることはできそうです。そんな状態で中国の戦闘機が飛んできて、ただで済むのでしょうか。

戦争は嫌だという声を聞きます。私も同感です。ただ、その「戦争」という言葉、何を指していますか。そもそも今発生しうる戦争ってなんでしょう。まさか、馬にまたがって刀を振るうわけじゃないですよね。赤紙が来て、戦闘機に乗って特攻するんでしょうか。違いますよね。そんなのは70年以上前の戦争の形態です。ここ100年の戦争の形態を分類するとこんな感じでしょうか。

①第一次世界大戦以前:刀剣類や銃を用いての戦争
②第一次世界大戦以降:航空機の登場により、戦争の被害規模が拡大
③第二次世界大戦以降:核兵器を競って作るも、使いはしない冷戦
④ベトナム戦争など :枯葉剤など生物兵器を用いた戦争
⑤現在       :テロリズム・ゲリラ戦(どこで発生するかわからない)
           サイバー戦争(インターネットに繋がるもの全て)
           無人機による遠隔操作での攻撃(どこで発生するかわからない)

さて、こんな状況下なわけですが、サヨクの人たちが言うように、一般市民が戦争に行かないといけなくなるのでしょうか。私が呼ばれるとすれば、職業柄サイバー戦争に巻き込まれるでしょう。まあ、今まで一緒に仕事してきたような人たちと協力して、というなら心強いです。でも、赤紙によって招集されたパソコン先生が来たところで役に立つかって…、邪魔にしかならないと思います。私だってサイバー戦争というレベルでの仕事を求められれば初心者です。経験を活かして最大限努力しますが、アップアップでしょう。そこにズブの素人に来られても、「おとといおいで♡」になっちゃいます。

サーバが止まって阿鼻叫喚の中、1秒でも早く何とかしないといけないところで、素人にできることはありません。社会人1年目に火柱上げたプロジェクトで、自分の無力さに打ちひしがれた記憶が生々しく思い出されます。サーバが止まるだけなら、まだ良いですよ。ごめんなさいで済みます。ミサイルのスイッチだったらどうしますか。どれだけの人が命を落とすことになるか…。まあ、育てるにしても、役に立つようになるのは3年目からでしょうね。育てる余裕があるものなら、ですが。

また、サイバーの例を上げましたが、サイバーに限った話でもないみたいですよ。海軍や空軍の乗り物系はもちろんとして、陸軍の兵器も随分高度化していて、半年以上は訓練受けないといけないみたいです。ましてや、士気の低い一般人が、半年で訓練を修了できるのかも怪しいです。陸軍が人を欲しいと思うなら、まずは警備会社に勤務している人など、なるべく性格の近いところから声をかけることでしょう。古流武術をやっている人に声をかけるのかもしれません。

もしそれでも一般人から徴兵するというのなら、状況は太平洋戦争末期と同様になっているはずです。国が滅ぶか否かの瀬戸際。そんな状況でもまだ戦争反対と言い続けるのなら好きにすれば良いでしょう。気づくと自分の名前が中国人名になり、ロシア語で仕事しているのか知りませんけど。


冒頭の話題に戻りますが、夢を持ってない人、誰かがなんとかしてくれると思っている人。厳しい言葉になるかもしれませんが、ピーターパン症候群、シンデレラ症候群でないか一度点検してみてください。まあ、一種の病気ですよ。人は基本的に、自分のことで精一杯です。他人のためにどうこうしてくれるのは親ぐらいのものです。

夢は与えられるものではありません。自ら見出すものです。自分は何に関心を持てるのか、何を楽しいと思うのか。できればそれを20歳までに見出して、とりえあずがむしゃらに取り組んでみる。5年ぐらい経ってから振り返って、結局のところ自分はその取組をどう思うのかをじっくり考える。そこから自分はこっちだな、という方向性を見出していく。そこからまたがむしゃらに取り組んでみる。それの繰り返しですよ。

それは部活なのかもしれません。もしかすると誰かを応援することなのかもしれません。子育てなのかもしれません。世の中を変えたいという想いなのかもしれません。自分のパートナーを、いつも笑顔でいさせたい、ということかもしれません。自分次第です。自分のことは自分にしか分かりません。私としては、自分のことすら十分に分かりません。他人の事なぞ言わずもがな。

国民一人一人がどうあるべきか考え、意見を持っているような、そんな日本人でありたいものです。