あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、皆様。今年の抱負は立てましたでしょうか。私は毎年、抱負として一年間のキーワードを立てていますが、今年のキーワードは「泰然自若」としました。
年齢としては、今年の6月で31歳になります。若手からは脱却し、徐々に働き盛りの主戦力としての仕事を期待されています。特にシステム屋において、ドーンと構える姿勢は、マネージャであれ技術屋であれ大事なことです。
私は比較的落ち着いていると見ていただける性質を持ってはいますが、内実としては焦って、わたわたしていたりします。焦ると仕事が疎かになって、品質の低いものを出してしまったりします。20代ならそれでも、「頑張ってるから…」と許してもらえました。しかし既に30代。自分の中で品質を定量化し、これより劣化するものは出せない、という物差しを用意しておかないといけません。
マネージャではなく技術屋だからそんなこと気にしなくていい、と思っていては不十分です。プロフェッショナルの仕事とは言えません。職人であるならば、納得できる品物を作れるよう、頑固にこだわる姿勢を大事にしないといけません。こだわりを維持できなければ、30代・40代定年説なんてものが、現実的になってきてしまうのです。でもこだわりを大事にしていれば、そんなものとは無縁に仕事をできるはずです。
泰然自若。IT業界に限らず、すごいなあ…と思える人は、いつも落ち着いていて的確な判断をします。とても論理的な指示をします。この30代のうちに、そういった能力を身に着けていきたいものです。
▼高校の時に読んで、SEを目指すきっかけになった本です。SEはいずれサービスエンジニアとなるという。私はまだまだですね。
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