何で変な宗教に行っちゃうんだろ。日本には国民性を大いに反映した便利な神様がいるのに…。

その名も八百万の神。何にでも神様が宿っちゃうよ!っていう思想。高校の時に先生から聞いた話ですが、神道のご神体は鏡なのだそうです。鏡に映ったものに神様が宿っている、と。人でも動物でも、物ですらも。お参りしている時に鏡に写っているのは、誰ですか? そう、他でもないあなたです。あなたの中に神様がいます。この思想は、「もったいない」という概念が生まれる下地にもなっていますね。

▼かみちゅ

なんか、このゆるい感じ。とても日本の神様らしい…。かみちゅの舞台ですが、広島は尾道! 広島出身としてはオススメしますよ。なんか広島らしすぎて残念な気持ちにもなるのですがね…。

でも、神様の中でも気をつけないといけないのがお稲荷様。相応の対価を支払わないと、痛い目に遭わされちゃいます。天狐空幻は縁があるからこの兄弟を助けているだけ。宇迦様は優しいけど、小さい頃からいなりが神社に馴染みがあったから、親切にしてくれています。縁もゆかりもない人に御加護を与えて下さる神様ではない。

▼我が家のお稲荷さま

宇迦様が「正一位」であることでいろいろ悩んじゃうのが「いなり、こんこん」の内容ですが、一神教と違って、神様に対してすら同情してしまう感じが日本的で良い感じです。

▼いなり、こんこん、恋いろは。

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