【ITニュース】2023年10月15日の気になる話題

本日は、ダークウェブ取引の現状やサイバー保険の話を取り上げます。


認証情報がダークWebで爆売れ “ドーナツ1ダース分”払えばクラウドに侵入可能【ITmediaエンタープライズ】
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2310/15/news010.html

おじさんから一言:流出したクラウドサービスのログイン情報が大安売り! みなさんは買っちゃダメですよ? Microsoft Outlookクラウドが最も狙われているということですので、お使いの方は何か不審な点を感じたら放置せず、パスワードを変更したり、覚えのない転送設定がされていないか確認したり、必要なアクションを起こすようにしてください。


ダークWebで売買される不正プログラム 3分の1はMicrosoft製品に関連【ITmediaエンタープライズ】
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2310/15/news009.html

おじさんから一言:Microsoft、Adobe、Fortinet、Oracle、Veeam、VMwareの製品の脆弱性を悪用する不正プログラムが取引されているとのこと。特にIPAで定期的に注意喚起が出されるMicrosoft、Adobe、Oracle製品の利用者は多いですが、それゆえ攻撃者にとってオイシイターゲットでもあります。アップデートを放置せず、すぐにアップデートできなかったとしても、少なくともいつまでにはアップデートすると計画を立てる習慣付けをお願いします。


③第2回サイバー保険は、企業をどの程度守ってくれるのか?【ZDNET】
https://japan.zdnet.com/article/35209436/

おじさんから一言:サイバー保険は有事の際に財政面では助けになるかもしれませんが、サイバー攻撃の本質的な対策にはなりません。できるところからコツコツと、サイバーセキュリティ対策を進めていくしかないですね。

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