本日は、顔認証についての抵抗感やサポート詐欺の手口、Googleのセキュリティプログラムに関する話を取り上げます。
①顔認証「抵抗ない」半数越える【ScanNetSecurity】
https://scan.netsecurity.ne.jp/article/2023/10/03/50020.html
おじさんから一言:これを多いと見るか、少ないと見るかですね。今後はパスワードレス認証にも関わってくることを考えると、もう少し増えてもらわないと組織で導入するには厳しいかも知れません。
一方で、安易に抵抗感がなくなるのも考えものです。本人が所持しているデバイスからのみ顔認証や指紋認証などの生体認証を許可するようにするなど、なるべくリスクを最小化することが大事です。もし、何でもかんでも生体認証でOKとしていたら、知らぬ間に怪しげなところへ生体認証情報が流出して悪用される可能性も出てくるでしょう。抵抗感も適度に維持しつつ、利便性の向上を図っていきたいですね。
②広告からサポート詐欺サイトが表示、その手口を分析【Digital Arts】
https://www.daj.jp/security_reports/34/
おじさんから一言:サポート詐欺についての概要や対処方法はIPAさんの安心相談窓口だよりの記事が詳しいですが、Digital Artsさんの記事では仕組み寄りの話をご紹介いただいていて大変興味深かったです。
サポート詐欺の手口ではWindowsのセキュリティ検知になりすましたものが大半を占めますので、Macをお使いの方に表示しても刺さらないですよね。そのあたりを考慮して、Windowsユーザの場合にしか詐欺の画面を表示しないようにして無駄玉を撃たないようにしている様子が見えてきたりと、攻撃者のみなさんも最適化を進めているようです。
③グーグル、即戦力人材育成に向けて日本語のセキュリティプログラムを提供【ITmediaエンタープライズ】
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2310/12/news054.html
おじさんから一言:Google先生、ステキ!✨✨✨ 日本リスキリングコンソーシアムに新規で登録した先着2万人は無料で受講できるとのことですので、皆様も是非ご登録を検討いただければと思います。