月別アーカイブ: 2015年12月

こんなんならもういいじゃん、憲法イチから書き直せば

▼GHQによるコピペ(盗用)にすぎない現行憲法を放置してよいのか 西修(駒沢大名誉教授)
http://www.sankei.com/column/news/151217/clm1512170002-n1.html

これはヒドい。まあ1週間で作ったっていうのは有名ですが、今も昔もそんな時はチョキチョキペタペタですよね。会社だと、そのノリでレビューに出すと、指摘事項の嵐で書類が真っ赤になるんですが、憲法の場合はそうではなかったようで…。担当が作った書類がレビューされずにそのままお客様に提出されてしまった感じですね。さらに書類を直すのに注力するのではなく、お客様にそれで受け入れさせる方を頑張っちゃって、無理矢理受け入れさせた結果、今に至る、ってところでしょうか。リバース・エンジニアリング必至な、時々見かける悲惨な風景ですな。

と、ここまでで西教授がどちらさんだか理解されている方はどれだけいらっしゃるでしょうか。件の安保の話題で、「集団的自衛権の行使は現行憲法の枠内だ」と主張した3人の学者の1人です。批判した人はちゃんと覚えておいてくださいよ(笑)。

▼【詳報】集団的自衛権の行使は現行憲法の枠内〜安全保障法制で、西修・百地章の両教授が会見
http://blogos.com/article/119500/

結局最後まで反対派の言い分が理解できなかったけど、1つでも納得できる内容あるのかなあ。良いサイトがあったので紹介しておきますね。

▼集団的自衛権問題、反対or賛成 意見&理由まとめ
http://www.arayuru-houhou.com/wakariyasuku/shuudann07.html

ここにも納得できる反対意見はないですね…。不勉強な人の意見、いや、感情的になっている時点で意見とすら言えないかもしれません。サイト中で何度か出てきますが、あなたの思考はWGIP(ウォー・ギルド・インフォーメーション・プログラム)の影響だと賛成派に言われていますね。まあ、そうなんでしょうね。まずはその存在を知り、理解した上でないと議論はできないでしょう。

中国の情報統制を見て「なんて国だ!」などと、他人事のように考えていてはいけません。日本は戦後に思想統制を受け、今なお、その統制が外れていません。アメリカによってもたらされたそれは、今では中国や韓国に良いように活用されてしまっています。

最近もヒモ(韓国)に金払いました。従軍慰安婦の問題をこれで決着させるんだ、とかで。賠償に関しては1965年に決着したんじゃなかったでしたっけ? そうやって払ったら、過去の決着を否定することになることに加え、従軍慰安婦を認めたことにもなりますよね。それを見た外国は、どう思うのでしょう。韓国の思う壺です。

▼Wikipedia:日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E3%81%A8%E5%A4%A7%E9%9F%93%E6%B0%91%E5%9B%BD%E3%81%A8%E3%81%AE%E9%96%93%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E6%9D%A1%E7%B4%84

確かに従軍慰安婦に関する記述はありません。そりゃあそうでしょう。事実としてなかったものなら、その時書けるわけがない。

今の日本は外交が下手だと痛感させられます。なんで毅然とした態度でつっぱねないのか。岸田外務大臣は広島選挙区だから余計に頭を抱えてしまう。子供の頃からよく、この人の選挙のポスター見てましたよ。ウチの親は「親の七光りで好かん」と言ってましたが、たしかに岸田さんの親父さんも爺さんも衆議院議員だったようですね。Wikipediaには写真が出てこない程度の有名さ、のようですが…。

外交に限らずですが、日本人は議論にすぐ負ける。もちろん文化的背景もありますが、そういう訓練をやらずに大人になることが何より大きい。アメリカではディベートの授業が当たり前のようにあり、部活にはディベート部があったりする。私の通った小学校から大学まで、どこにもディベートらしいディベートはありませんでした。

「日本人だしムリに無くても良いんじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、いやいやそんなことはないです。現に今、システムエンジニアやってて、この能力がないことで滅茶苦茶苦労しています。お客さんを説得させる能力があったら、残業時間の削減は軽く実現できると思います。システムエンジニアに限らず、ビジネスで必要とされる大切な能力の1つのはずですよ。

ディベートと言わずとも、論理的な考え方を学ぶ授業も不十分です。一応数学がその要素を持っていると言われて学んできましたが、ほんとう…か? 数学が必修科目の理系の学部にいましたが、研究室の各人の発表を見ていて、論理的な説明ができてるなあって思える人なんていなかったぞ。それ以前に日本語がおかしくて、聞くに耐えないものが大半だった。

こうして思うのは、生涯教育の大切さです。学校から出てからも学ばないといけないことがたくさんあります。ここ100年の歴史、現在の政治、仕事に関するノウハウ、家のこと、メンタルマネジメント。なにより日本語。できれば英語。

学ぶことから逃げることもできますが、おそらくそれは10年後・20年後になって大きな影響が出てくるのではないでしょうか。自分は理系だから文系の勉強はしなくていい、とか。資格取れって会社から言われているけどやる気ないや、とか。思いがちですが、その結果が自分の将来にどう結びつくのか。悪い方向に行くことはあっても、良い方向には行かないでしょう。

公園に出勤するお父さんにならないためにも、少しずつでも学べる人にならないとですね。本日は大晦日。明日、1年の抱負を考える方も多いのではないでしょうか。学ぶことも意識しながら、ぜひ良い抱負を抱いていただければよろしいかと思います。それでは良いお年を!

【特集】2016年のセキュリティ予測

▼トレンドマイクロ:2016年の脅威予測-「ネット恐喝」に多くの個人・企業ユーザが直面(2015年12月10日)
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/12686

  1. 2016年はネット恐喝の年に
  2. 標的を計画的に破滅に追い込む目的でハクティビストは情報漏えいを利用
  3. 中国が不正なモバイルアプリの増加を牽引し、2016年末までに2,000万個に増加、そして世界的に狙われるモバイル決済
  4. 消費者向け IoTデバイスで深刻な問題が浮上
  5. 情報保護責任者の登用は依然進まず
  6. アドブロッキングの普及が広告のビジネスモデルだけでなく不正広告にも打撃を与える
  7. サイバー犯罪関連法が世界的な動きに向けて重要な一歩を踏み出す

▼カスペルスキー:2016年のサイバーセキュリティ動向予測:APTは新たな形態へ(2015年12月10日)
http://www.kaspersky.co.jp/about/news/virus/2015/vir10122015

  1. APTの「A」と「P」がなくなり文字数が減るも、脅威は増大
  2. テレビの中の泥棒やコーヒーメーカーに潜む犯罪
  3. 金銭窃取の新たな標的
  4. プライバシーの漏洩

▼ブルーコートシステムズ:ブルーコートシステムズ、2016年のセキュリティ予測を公開(2015年12月18日)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/release/20151218_735974.html

  1. クラウド上の“財宝”を狙う犯罪
  2. ランサムウェアの拡大
  3. SSL暗号化トラフィックに潜む脅威
  4. 侵害の蔓延
  5. IoTにより、あらゆるものがハッキングの対象に
  6. 国際的な脅威の状況
  7. セキュリティ人材 – 研究者の重要性

▼ソフォス:ソフォスが予想する2016年のサイバーセキュリティとは?(2015年12月21日)
http://news.mynavi.jp/news/2015/12/21/493/

  1. Androidへの脅威が現実のものに
  2. 2016年はiOSマルウェアがメインストリームになる(かもしれない)
  3. IoTプラットフォームも要注意
  4. サイバー犯罪者は中小規模企業(SMB)をターゲットに
  5. データ保護規制の変更により、準備できていない企業は対応に大わらわ
  6. VIPスプーフ攻撃が定着
  7. ランサムウェアが流行
  8. ソーシャルエンジニアリングが増加
  9. 善意あるハッカー、悪意あるクラッカーが協調的に組織化へ
  10. 商用マルウェアの作者がさらなる投資
  11. エクスプロイトキットがWeb上に氾濫

▼WatchGuard:2016年セキュリティ動向予測
https://www.watchguard.co.jp/special/2016-security-predictions/

  1. ランサムウェアの進化
  2. トラップによる標的型攻撃の増加
  3. 古いタイプの攻撃が今後も継続
  4. iOS を狙う攻撃の増加
  5. 悪意ある広告、マルバタイジングの増加
  6. ジャンゴ・フェットとクローン軍団の登場
  7. 宇宙艦隊アカデミーが狙われる
  8. IoTに対する攻撃
  9. ワイヤレスネットワークへの侵入
  10. ブロードキャスト通信への攻撃

スマホ・IoT関連・ランサムウェアが多いですね。対策はそう真新しいものはなく、お金払ってウイルス対策ソフトでも買えば?ぐらいの冷たい感じですね。まあ、そういうソフト作ってる会社の情報だから仕方ないか。しかし、セキュリティエンジニアは引く手あまたですね。システムエンジニアだけでも人手不足なのに、どうなっちゃうのかしら。

金銭に関わる攻撃:

  1. 決済システムをハックされ、身に覚えのない支払いが発生
  2. 2015年に引き続き、PCがランサムウェアに冒され、データを人質に金銭を要求される

スマホ・WiFiルータ・WiFiルータと通信している機器:

  1. スマホやタブレットでもランサムウェアに冒され、データを人質に金銭を要求される
  2. Androidはオープンプラットフォームの性格上、既に攻撃されており、リスクは増加傾向
  3. iOSは最近になって攻撃を許してしまい、今後攻撃が激化するおそれがある
  4. オープンな無線通信(パスワード入れなくても使えるやつ)を傍受され、情報漏えい

サーバへの攻撃:

  1. DoS攻撃など検知しやすい攻撃から、攻撃されていることに気付けないタイプの攻撃が増加
  2. SSL通信の中をマルウェアが通ることで、マルウェアの検知ができなくなる
  3. 中小企業のサーバには従来通りの基本的な攻撃が行われる

国レベルの攻撃:

  1. ナイジェリアなど、より高度な攻撃に加わっている
  2. ロシアがなりふり構わずクラッキングをしかけ侵入してくる
  3. 中国や北朝鮮は、攻撃の高度化は見られないが、執拗な攻撃が特徴

全体的に:

  1. サイバー犯罪の組織化 ⇒ 合理化(費用対効果) ⇒ 形式化(誰でもできる)
  2. サイバー犯罪の裏ビジネスモデルが確立しつつあり、技術さえあれば参入は容易
  3. 情報セキュリティのプロフェッショナルの需要は、2018年まで に53%増加する見通し

【Sec/Tech News】2015/12/27

今週のセキュリティ寄りだけど、そうじゃないのも混じってるニュースだよ。

▼各省庁にサイバー対策専門のポストを新設する方針(2015年12月22日)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000064892.html

菅長官は、サイバー対策専門のポストを新設する狙いについて、「各省庁内を指揮監督できる強力な体制を構築する」と強調しました。新しいポストは12の省庁で設けられ、政府に対するサイバー攻撃を監視する「内閣サイバーセキュリティセンター」と連携して情報の管理や問題が発生した場合の対応にあたります。

これはセキュリティ屋さんの仕事が増えますぞ~!!

▼「見える化」だけど、見えるだけじゃない! ヤマハが提供する「LANマップ」とは(2015年12月24日)
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20151224_734476.html

着想は素晴らしいですが、果たしてどこまで使えるものやら。一回試しに使ってみたいですね。使い勝手が良かったら障害対応が相当ラクになりそうです。

▼「こんにちは!」フィッシング、今度は「じぶん銀行」を標的に(2015年12月24日)
http://www.security-next.com/065466

3ヶ月定期預金の利率が良いことで有名なじぶん銀行。やられてますね。ただ、前から疑問なのですが、なんでみずほ銀行はこの手の話題が上がらないのでしょう。ググってみると、やっぱりみずほもやられているようですが、何かと東京三菱UFJ銀行の話題を聞くような気がします。そういえば、じぶん銀行も東京三菱UFJ銀行系列か…。
東京三菱UFJダイレクトでは、間もなくワンタイムパスワードがないと振り込みができなくなるような措置も進めていますね。つい最近、私もスマホでワンパスの設定しましたよ。終わりなき攻防のせめぎ合いですね。

【Sec/Tech News】2015/12/20

ここ2週間のセキュリティ寄りだけど、そうじゃないのも混じってるニュースだよ。

▼マイナンバー通知書、8日までに32の都道県で配達完了(2015年12月11日)
http://www.security-next.com/065108

やっとウチにも届きました。まずは一安心です。

▼マイナンバー通知カード作成漏れ、データ抽出ミスで – 大阪市(2015年12月17日)
http://www.security-next.com/065286

システムの仕様がとても残念かつ、それを知らず抽出してしまった担当者がなんか可哀想。(他人事に思えない…。)

▼ご存じ? マイナンバーを提供するのは「こんな時」(2015年12月18日)
http://www.security-next.com/065325

PDFってこれのことかな? 動画もあるみたいですね。

▼マイナンバー社会保障・税番号制度 フリーダウンロード資料
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/kouhousiryoshu.html

▼マイナンバー <個人向け編>

▼自宅は大丈夫? – 「HDDレコーダー」など家庭内IoT機器にマルウェアが浸食中(2015年12月16日)
http://www.security-next.com/065225

IoTが進めばこうなることは分かっていたことだけど、どう対策したものか…。ルータのファームウェアアップデートとか怖くてやりたくないよ。

▼小包の配達を装う「偽日本郵政」からのメールに注意(2015年12月17日)
http://www.security-next.com/065290

ロシア出た! でもこういうのって、最近仕様変更したんかな? とか、もともと郵便局って再配達のメール送ってくれてなかったりするから、余計に判断誤るのは無理もない気がする。

▼グーグルの「良い(悪い)ページ」評価ガイドライン最新版が全公開 などSEO記事まとめ10+4本(2015年12月11日)
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2015/12/11/21693

しっかり読んでみよう。優良コンテンツを作ることが何より大事ですが、その評価指標を理解しておくことはとても大事ですからね。

▼グーグル、「HTTPS」ページを優先的にインデックス登録できるよう調整(2015年12月18日)
http://japan.cnet.com/marketers/news/35075215/

以前から話は聞いていましたが、ついに実装されましたね。当サイトではまだHTTPSにする予定はないですが、いずれはやらないといけないですね。調べてみると年間1000円以下のものもありますね。以前よりワイルドカード証明書のオトク感がなくなってるな。2年前は6ホスト分ぐらいで元が取れていた記憶があります。

▼SSL BOX
http://www.sslbox.jp/?gclid=CjwKEAiA7_OzBRDA8OfT3orp51oSJACVqslIqXMRW03ujdnHUd0sbc16Dy6RQirDEsK6QyiaF22z_hoCs97w_wcB

▼他の地域よりオープンな「北米のサイバー犯罪アンダーグラウンド市場」(2015年12月14日)
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/12717

提供物 価格
キーロガー(キー操作情報収集ツール) 1~4米ドル
「Xena」RAT(遠隔管理ツール)ビルダー 1~50米ドル
エクスプロイト 1米ドル強(利用する脆弱性により変わる)
ボットネット、もしくはボットネットビルダー 5~200米ドル
ワーム 7~15米ドル
ランサムウェア 10米ドル
「Betabot」用DDoS攻撃ツール 74米ドル

安っ!!
これじゃあクラッカーになったところでメシ食っていけないですよね。
やっぱ攻撃側より防御側に回った方が、良いご飯食べられますよ。

まあ、この額はあくまで単価ですから、買い手が多ければその分儲かるのは分かります。
けれども、一度捕まってしまえば自らの社会的地位は真っ逆さまです。

アメリカであれば釈放されてからの歩き方もあるのかもしれませんが、
ここ日本で歩く道は極めて厳しいものになるでしょう。

ただでさえ、履歴書の経歴に穴が開いていたらマイナス評価になってしまうところ、
警察のお世話になっていたら受け入れてもらえるところなんて狭き門も狭き門ですよ。


ランサムウェア特集

▼「vvvウイルス」の正体とは? ランサムウェア「CrypTesla」の流入は限定的(2015年12月8日)
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/12632

▼英有名ニュースサイトのブログからランサムウェア「CrypTesla」が拡散(2015年12月9日)
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/12649

▼Cryptoランサムウェア「Chimera」、オンライン上で外部公開すると脅迫(2015年12月10日)
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/12643

▼ランサムウェア「CrypTesla」を拡散させる一連のマルウェアスパム攻撃を詳細分析(2015年12月11日)
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/12713

▼すぐ役立つ!組織で行うべきランサムウェア対策(2015年12月17日)
http://blog.trendmicro.co.jp/archives/12727

おかしな宗教がおかしな名前に変わったみたいですよ

先日何の前振りもなく日本の神様の記事を投稿しましたが、おかしな宗教っていうのは、こういうののことです。

▼統一教会が名称変更を発表 「世界平和統一家庭連合」に
http://withnews.jp/article/f0150901008qq000000000000000W00b0401qq000012464A?ref=smartnews_rltd

やっぱ「統一」は残るんですね…。統一教会といえば「運気が上がるからこの壺を買いなさい」と言われつつ何百万円と取られる典型的なアレですよ。統一教会は略称で、正式名称は「世界基督教統一神霊協会」みたいですね。…えっ、略称詐欺じゃん、教会じゃねえし。初めて知った。

▼Wikipedia:世界基督教統一神霊協会
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%9F%BA%E7%9D%A3%E6%95%99%E7%B5%B1%E4%B8%80%E7%A5%9E%E9%9C%8A%E5%8D%94%E4%BC%9A

自由・平等・平和

サヨクの常套句「自由・平等・平和」。
それを目指すことは正しいと思いますが、具体的にそれらの言葉は何を指しているのでしょうか?
私もそれにまみれて育った人間ですが、今はこう思います。


自由とは、
既に日本においては高水準で保証されているものだ。
自由過ぎてモラルハザードを起こしているぐらいだ。

平等とは、
全員が同じ待遇を受けることではない。
それぞれの立場を知り、尊重しあえる状態のことだ。

平和とは、
非戦争状態であることではない。
身の危険に晒されず、自ら望むことに取り組める状態のことだ。

8月15日は有名だけど、12月8日は無名ですね

今日は何の日でしょうか。これに答えられる日本人はとても少ないと思います。1941年12月8日は大東亜戦争が始まった日です。真珠湾攻撃が行われた日、と言った方がピンとくる人は多いかな。戦争が終わった日は何かしら騒いでいますが、戦争が始まった日について語る人がいないのは、まあそういうもんなのか、それに触れたくない政治的な理由があるのか、今の私にはまだまだ推し量れないところです。

良いサイトを見つけたので紹介しておきますね。

▼大東亜戦争への経緯
http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/67.html

【Sec/Tech News】2015/12/06

今週のセキュリティ寄りだけど、そうじゃないのも混じってるニュースだよ。

▼三菱東京UFJ銀行から出会い系サイト利用者の電話番号1万4000件漏洩、システムに不備(2015/11/30)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/113003910/?rt=nocnt

今時、電話のシステムでこういうバグが出るのは新鮮。油断しちゃダメですね。

▼ロシア語を話すサイバー犯罪グループ、その構成メンバーの職種と役割 ほか(2015/12/01)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/security/20151201_732928.html

ちゃんと組織ですねえ。下手な職場より役割分担しっかりしてそう…。ロシア語圏のクラッカーも優秀なようですよ。共産圏侮りがたし。

▼米マイクロソフトがPowerAppsを発表、業務アプリをノンプログラミングで作成(2015/12/01)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1512/01/news069.html

最近はこういうの増えてますよね。けど、日本の業務システムに馴染むのかな…? 会社によって特殊仕様に特殊仕様を重ねる風潮は今なお変わらず。結局重要な機能はプログラミングするんだろうね。

▼容量無制限で一生無料でバックアップできる!?「Googleフォト」(2015/12/02)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/trendsv/20151202_733218.html

Android使いとしては、無意識的にすら使っているアプリですが、容量無制限にできるのは知らんかった。Googleさすがだなあ。

▼「スマホをお風呂に持ち込まないで!」セキュリティ会社が警告、防水でもダメ?(2015/12/03)
http://internetcom.jp/allnet/20151203/smartphone-in-bathroom.html

私としては入浴中にスマホを触るとか、まるで理解できませんが、盗撮されちゃいますよってことだそうです。攻殻機動隊のインタセプターみたいだな。「オレの目を盗みやがったなー!!」って(by バトー)。

何で変な宗教に行っちゃうんだろ。日本には国民性を大いに反映した便利な神様がいるのに…。

その名も八百万の神。何にでも神様が宿っちゃうよ!っていう思想。高校の時に先生から聞いた話ですが、神道のご神体は鏡なのだそうです。鏡に映ったものに神様が宿っている、と。人でも動物でも、物ですらも。お参りしている時に鏡に写っているのは、誰ですか? そう、他でもないあなたです。あなたの中に神様がいます。この思想は、「もったいない」という概念が生まれる下地にもなっていますね。

▼かみちゅ

なんか、このゆるい感じ。とても日本の神様らしい…。かみちゅの舞台ですが、広島は尾道! 広島出身としてはオススメしますよ。なんか広島らしすぎて残念な気持ちにもなるのですがね…。

でも、神様の中でも気をつけないといけないのがお稲荷様。相応の対価を支払わないと、痛い目に遭わされちゃいます。天狐空幻は縁があるからこの兄弟を助けているだけ。宇迦様は優しいけど、小さい頃からいなりが神社に馴染みがあったから、親切にしてくれています。縁もゆかりもない人に御加護を与えて下さる神様ではない。

▼我が家のお稲荷さま

宇迦様が「正一位」であることでいろいろ悩んじゃうのが「いなり、こんこん」の内容ですが、一神教と違って、神様に対してすら同情してしまう感じが日本的で良い感じです。

▼いなり、こんこん、恋いろは。

それは与えられるものではなく、自ら見出すもの

平和ボケ 愛国心のなさ 地域コミュニティの崩壊 モラルの低下 出生率低下 技術の爆発的な進歩 20代と30代の死因トップが自殺 一億総白痴化 未だに日本人は単一民族

これが現在の我々の姿ではないでしょうか。我々日本人は果たしてどうなりたいのでしょう。我々は外国から、アジア諸国から、欧米諸国から、どう見られていて、それは許容できるものなのでしょうか。みなさんは説明できますか?

説明できる方はかなり勉強されていると思います。一方、説明できないということは、どういうことでしょう。ビジョンがない、夢がない。アイデンティティーがない、自分が何者かを説明できない。ここ百年の歴史を胸を張って答えられない。テレビがつまらないと言いながら、テレビばかり見ている。困ったことがあっても、そのうち誰かが解決してくれると思っている。どれぐらい当てはまるでしょう。

ビジョンとかアイデンティティというのは、かつての日本にはなかった概念であり、今の日本人にもまだまだ馴染みの薄いものと言えます。英会話スクールに行けば、当然のごとく、初対面なら自己紹介を求められます。出身はどこ? 趣味は? 意見を言う段になると、I think … と来れば、その後にbecause …と続けなければ会話にならない。

アメリカが分かりやすい例ですが、人種が多すぎて、日本のように空気を読むことはまず不可能。だからこそ、なぜならばを説明して、受け入れてもらえなかったとしても、知ってもらう。同調する人が多くなればそれが多数派としてルールになり、しかし少数派も存在することはできる。自分が何者かを伝えられるからこそ、少数派の仲間を見つけることができる。

欧米の服装や音楽などカルチャーは随分日本に浸透したものですが、上記のような感覚はまだまだです。しかし、この情報社会の中にあって、まだまだで良いのでしょうか。自分は構わないと思っていても、向こうから勝手にやってきます。当サイトでも取り上げていますが、サイバー攻撃によってWebサイトを改ざんされたり、個人でもランサムウェアに攻撃されたりしています。現状の日本のサイバー攻撃は下火だと、トレンドマイクロの統計では語られていましたが、今後は増えることはあっても減ることはないでしょう。日本人は単一民族であるがゆえ、感性が似ていて攻撃されやすい側面がある可能性があります。

中国の軍備拡張が話題になっていますが、中国のクラッカーのレベルが高いことも耳にします。なんたって国の機関としてやってますからね。このご時世に金盾(グレートファイアーウォール)なんてダサい施策をやっちゃったりもしています。それらがいざ、日本に矛先を向けた時、何が起こるのでしょう。ある程度のインフラを麻痺させることはできそうです。そんな状態で中国の戦闘機が飛んできて、ただで済むのでしょうか。

戦争は嫌だという声を聞きます。私も同感です。ただ、その「戦争」という言葉、何を指していますか。そもそも今発生しうる戦争ってなんでしょう。まさか、馬にまたがって刀を振るうわけじゃないですよね。赤紙が来て、戦闘機に乗って特攻するんでしょうか。違いますよね。そんなのは70年以上前の戦争の形態です。ここ100年の戦争の形態を分類するとこんな感じでしょうか。

①第一次世界大戦以前:刀剣類や銃を用いての戦争
②第一次世界大戦以降:航空機の登場により、戦争の被害規模が拡大
③第二次世界大戦以降:核兵器を競って作るも、使いはしない冷戦
④ベトナム戦争など :枯葉剤など生物兵器を用いた戦争
⑤現在       :テロリズム・ゲリラ戦(どこで発生するかわからない)
           サイバー戦争(インターネットに繋がるもの全て)
           無人機による遠隔操作での攻撃(どこで発生するかわからない)

さて、こんな状況下なわけですが、サヨクの人たちが言うように、一般市民が戦争に行かないといけなくなるのでしょうか。私が呼ばれるとすれば、職業柄サイバー戦争に巻き込まれるでしょう。まあ、今まで一緒に仕事してきたような人たちと協力して、というなら心強いです。でも、赤紙によって招集されたパソコン先生が来たところで役に立つかって…、邪魔にしかならないと思います。私だってサイバー戦争というレベルでの仕事を求められれば初心者です。経験を活かして最大限努力しますが、アップアップでしょう。そこにズブの素人に来られても、「おとといおいで♡」になっちゃいます。

サーバが止まって阿鼻叫喚の中、1秒でも早く何とかしないといけないところで、素人にできることはありません。社会人1年目に火柱上げたプロジェクトで、自分の無力さに打ちひしがれた記憶が生々しく思い出されます。サーバが止まるだけなら、まだ良いですよ。ごめんなさいで済みます。ミサイルのスイッチだったらどうしますか。どれだけの人が命を落とすことになるか…。まあ、育てるにしても、役に立つようになるのは3年目からでしょうね。育てる余裕があるものなら、ですが。

また、サイバーの例を上げましたが、サイバーに限った話でもないみたいですよ。海軍や空軍の乗り物系はもちろんとして、陸軍の兵器も随分高度化していて、半年以上は訓練受けないといけないみたいです。ましてや、士気の低い一般人が、半年で訓練を修了できるのかも怪しいです。陸軍が人を欲しいと思うなら、まずは警備会社に勤務している人など、なるべく性格の近いところから声をかけることでしょう。古流武術をやっている人に声をかけるのかもしれません。

もしそれでも一般人から徴兵するというのなら、状況は太平洋戦争末期と同様になっているはずです。国が滅ぶか否かの瀬戸際。そんな状況でもまだ戦争反対と言い続けるのなら好きにすれば良いでしょう。気づくと自分の名前が中国人名になり、ロシア語で仕事しているのか知りませんけど。


冒頭の話題に戻りますが、夢を持ってない人、誰かがなんとかしてくれると思っている人。厳しい言葉になるかもしれませんが、ピーターパン症候群、シンデレラ症候群でないか一度点検してみてください。まあ、一種の病気ですよ。人は基本的に、自分のことで精一杯です。他人のためにどうこうしてくれるのは親ぐらいのものです。

夢は与えられるものではありません。自ら見出すものです。自分は何に関心を持てるのか、何を楽しいと思うのか。できればそれを20歳までに見出して、とりえあずがむしゃらに取り組んでみる。5年ぐらい経ってから振り返って、結局のところ自分はその取組をどう思うのかをじっくり考える。そこから自分はこっちだな、という方向性を見出していく。そこからまたがむしゃらに取り組んでみる。それの繰り返しですよ。

それは部活なのかもしれません。もしかすると誰かを応援することなのかもしれません。子育てなのかもしれません。世の中を変えたいという想いなのかもしれません。自分のパートナーを、いつも笑顔でいさせたい、ということかもしれません。自分次第です。自分のことは自分にしか分かりません。私としては、自分のことすら十分に分かりません。他人の事なぞ言わずもがな。

国民一人一人がどうあるべきか考え、意見を持っているような、そんな日本人でありたいものです。